森ビル株式会社(東京都港区 代表取締役社長 森稔)は、「環境」をテーマに、六本木ヒルズの裏側にある、雨水・排水を有効活用するための最新設備を探検しながら水資源の大切さを学ぶ、小学生を対象とした体験学習イベント「六本木ヒルズ"水のヒミツ"探検ツアー」を7月31日と8月1日の2日間、開催いたします。

8月1日は、水資源の有限性や重要性を考える「水の日」として制定されています。六本木ヒルズでは都市再開発におけるスケールメリットを生かし、雨水や排水のろ過処理等による水の有効活用を推進しており、年間で約28万トン(お風呂150万杯分程度)の節水効果を実現しています。当社では「水の日」にあわせ、これらの取り組みや最新設備の見学を通じて、子どもたちが都市生活における水資源の有限性や貴重さを楽しみながら学ぶ機会となるよう、本ツアーを企画しました。

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中水プラントのろ過設備を見学して、その機能を勉強

今回のツアーでは、通常は立ち入ることのできない六本木ヒルズの舞台裏に子どもたちが特別潜入し、雨水を有効活用する冷却装置や、中水生成のためのろ過施設など、水を有効活用するための設備や取り組みを探検ツアー形式で見学します。また、子どもたちがペットボトル容器や砂など身近な材料を使って簡易型のろ過装置を作り、実際にろ過作業を体験するワークショップも実施いたします。
当社では、街づくりのミッションに「環境」「安全」「文化」という3つのテーマを掲げています。今回のプログラムは、夏休みという長期休暇を利用し、街づくりにおける取り組みにより蓄積された豊富なノウハウや先進設備を社会に還元して、地域住民や子どもたちと共に学びながら快適な都市生活のあり方を考えていく機会として実施するものです。なお、今期(夏休み期間中)は、「環境」をテーマとした今回のツアーのほか、「安全」「文化」をテーマとした体験企画も実施する予定です。