森ビル株式会社(東京都港区 代表取締役社長 森 稔)とグループ会社である株式会社宍戸国際ゴルフ倶楽部(東京都港区 代表取締役社長 坂本好伸)は、2003年から茨城県内において、社団法人日本ゴルフツアー機構(JGTO)と共に、「UBS日本ゴルフツアー選手権宍戸ヒルズ」の社会貢献活動として、スナッグゴルフ(※)を通じた青少年の健全育成支援を行なっています。ゴルフ用具の小学校への寄贈(茨城県内57校)や、指導員の育成、大会の開催、講習会や練習試合におけるコースの開放などを積極的に展開し、すでに、茨城県はスナッグゴルフ普及の全国モデルケースとなっています。

JGTOと森ビルでは、普及活動が5年を経過したこのほど、スナックゴルフを導入している学校の教員や大会に参加している児童の保護者に対してアンケート調査を行ない、スナッグゴルフの取り組みによる効果について検証しました。

「スナッグゴルフの取り組みによる効果についてのアンケート」
子供たちが以前と比較して特に向上した主な項目
「挨拶や礼儀」  (教員92% 保護者65%)
「社交性・協調性・コミュニケーション」 (教員83% 保護者77%)
「協力する」   (教員83% 保護者73%)
「思いやり」   (教員67% 保護者61%)
「我慢」     (教員75% 保護者58%)
「誠実」     (教員66% 保護者58%)
※特に基本マナーや社会生活に必要な項目に効果
<アンケート結果詳細はPDFデータ参照>
調査時期:2008年5月
回答者:教員12名(昨年予選大会に参加した、茨城県内の小学校12校)/児童の保護者 67名
調査内容:「挨拶や礼儀」「敬語を使う」「社交性・協調性・コミュニケーション」「協力する」などの能力について、教員あるいは保護者からみた児童の変化を「とても向上した・向上した・変わらない・後退した・とても後退した」の5段階で評価

※スナッグゴルフ(「Starting New At Golf」"ゴルフを始めるために"の頭文字)とは、アメリカでゴルフを学ぶために開発され、子供や初心者でもボールを容易・安全・簡単に打つことができる簡易版ゴルフといえるスポーツで、現在日本全国の約280の小学校で導入されています。アメリカでは、「協力、誠実、我慢、思いやり、礼儀」などの価値観や道徳観が養われ、青少年の健全育成に貢献できるスポーツとしても知られています。