森ビル株式会社(東京都港区 代表取締役社長 森稔)が運営する「アークガーデニングクラブ」と「六本木ヒルズガーデニングクラブ」は、2008年4月より統合し、新たに「ヒルズガーデニングクラブ」が発足いたします。当クラブは、当社施設における緑地を舞台にガーデニング活動に参加し、都市の緑を育てる市民参加型のコミュニティです。


1997年に発足した「アークガーデニングクラブ」では、アークヒルズ近隣住民の方を中心に構成された約100名のメンバーが、専任ガーデナーの指導のもとガーデニング活動に参加し、緑の管理、運営を自主的に行ってまいりました。また、アークヒルズでの実績をもとに、「六本木ヒルズガーデニングクラブ」が2005年4月に発足し、活動を続けてまいりました。このたびガーデニングクラブの活動の幅やエリアを広げ、より積極的なコミュニティづくりに貢献するため、2つのクラブを統合した「ヒルズガーデニングクラブ」が発足いたしました。当社では、ガーデニングクラブの活動を通じ、都市と自然の共生を目指す「ヒルズ」の街づくりにより多くの方々にご参加いただき、緑が育むコミュニティの形成に寄与しながら、今後も地球環境に優しい魅力ある街づくりを積極的に推進してまいります。
当社は、「Vertical Garden City-垂直の庭園都市」というコンセプトのもと、「環境と緑」をミッションのひとつに掲げ、開発によって生まれたオープンスペースや建物の屋上を可能な限り緑化することで、豊かな都市環境の創造に努めてまいりました。単なる環境対策としての緑ではなく、都心にありながら四季折々の自然を楽しむことができる豊かな緑を提供することで、緑化を通じた都心におけるコミュニティの形成に貢献すべく、ガーデニングクラブの運営や各種イベントの開催を行っています。 開発を通じた継続的な都市緑化の推進やコミュニティ形成への貢献が評価され、2006年には世界の優れた環境プロジェクトとしてアークヒルズがオーストリアの国際的環境賞「National ENERGY GLOBE AWARD Japan」を受賞、2008年には企業として、第17回「地球環境大賞」での「国土交通大臣賞」を受賞いたしました。
【ヒルズガーデニングクラブ概要】
定員:150人(申込先着順)
入会金:\10,500-(税込)
年会費:\45,150-(税込)
※講習会やイベントは別途費用がかかります。
定例活動:土曜日 月3回 10:00~12:00 全30回(1月・8月休み/雨天中止)
自主活動:毎週火曜日 10:00~12:00(アークヒルズ)
毎週水曜日 10:00~12:00(六本木ヒルズ)
活動場所:アークヒルズ(アークガーデン 7つの庭)
六本木ヒルズ(六本木さくら坂)
指導:園芸家 杉井明美
アークヒルズ
1986年に誕生。都市と自然の共生を具現化した、森ビルの都市開発の原点。
沿道の桜並木や七つの庭からなる「アークガーデン」は、20年の歳月を経て都市の生態系を育み続ける取り組みとして国内外で高い評価を受けている。
六本木ヒルズ
文化都心をコンセプトに、多彩な機能が複合した街として2003年に誕生。建物の屋上やオープンスペースには、水田や庭園などの豊かな緑が広がる"垂直庭園都市"。2005年、日本原産植物をテーマに、ガーデニングクラブの活動エリアを六本木さくら坂に開設。
杉井明美プロフィール
園芸家。有限会社風のみどり塾主宰。
アークガーデン内にある全ての庭と六本木さくら坂内クラブ活動エリアの、デザインからメンテナンスまでを手掛ける。千葉県生まれ。女子美短大卒。生家は千葉県安房郡の(株)杉井農園。
VANジャケット経営の観葉植物専門店「グリーンハウス404」店長を経て、現在に至る。
NHK「趣味の園芸」をはじめ、多くの園芸教室の講師をつとめる。
コンテナガーデンの普及にはじまり、都市のランドスケープまで幅広く手掛けている。
自然な風合いを大切にした植裁や寄せ植えは、ガーデニングファンから絶大な支持を得ている。