森ビル株式会社(東京都港区 代表取締役社長 森稔)が運営する森美術館は、この度、「六本木クロッシング2007:未来への脈動」展(2007年10月13日~2008年1月14日まで開催)にて、来館者の投票によって選ばれたアーティストに贈られる「オーディエンス賞」など各賞を授与致しました。

各賞の受賞者は以下の通り。(敬称省略)
<オーディエンス賞> 受賞者:田中 偉一郎
美術館来館者による最多投票を獲得(12月17日投票受付終了)

<MAM賞> 受賞者:榎 忠
山下 裕二(明治学院大学教授/森美術館理事)、市原 研太郎(美術評論家/森美術館理事)、
南條 史生(森美術館館長)が選考

<特別賞> 受賞者:冨谷 悦子
篠山 紀信(写真家)により選出

<特別賞> 受賞者:春木 麻衣子
伊東 豊雄(建築家)により選出

<特別賞> 受賞者:名和 晃平
フランソワーズ・モレシャン(ファッション・エッセイスト)により選出

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授賞式(2008月1月14日)にて

■六本木クロッシング
多様なジャンルで活躍する日本のアーティストを紹介する「六本木クロッシング」は、現在進行形の美術の動向に注目する森美術館ならではのシリーズとして、2004年にスタートしました。
本展は2回目となり、特に「交差(クロッシング)の意味に注目し、枠に収まりきらないエネルギーと影響力をもつ、今みせるべき36作家を厳選し、その作品を展示しました。なお、本展覧会は開催94日間で、合計382,450名の方に来館いただきました。
「オーディエンス賞」は、アートに関するディスカッションに鑑賞者(オーディエンス)のみなさんも参加していただきたく設けたものです。このほか、森美術館館長をはじめ理事会のメンバーが選考する「MAM賞」を設け、さらに今回の「六本木クロッシング2007」では、新年を飾るサプライズとして、クロスジャンルで活躍する審査員3名が選んだ「特別賞」を設けました。