森ビル株式会社(東京都港区)の代表取締役社長 森稔は、米フォーチュン誌の2007年「アジア・ビジネスマン・オブ・ザ・イヤー(Asia Businessman of the Year)」に選出されました。これは同誌の2008年1月21日号(1月14日発売号)で発表されます。
「アジア・ビジネスマン・オブ・ザ・イヤー」は、世界の政財界リーダー層が購読している米ビジネス誌フォーチュンが、毎年アジアで目覚ましい活躍をした経営者を選出し、表彰するものです。

■主な受賞理由(フォーチュン誌プレスリリースより抜粋、要約)
Asia's boldest developer reaches for the sky with a 101-story Shanghai tower
~アジア屈指のディベロッパーの志高く、上海の101階建て高層ビル完成へ~
・東京における六本木ヒルズや表参道ヒルズなどの成功で有名な森氏は、都市生活の質を高める能力とヴィジョンを兼ね備える。
・1993年、多くの外国人投資家が投資を敬遠していた中国・上海において、金融センターの建設を決断し、その後、アジア金融危機など多くの困難に直面しながらも、強い信念を持って乗り越え、今春、発展著しい上海における国際金融センターの核として、「上海環球金融中心」プロジェクトが竣工を迎える。

■森社長コメント
私がこれまで東京・上海を中心に進めてきた街づくりのコンセプトが評価されたことを、率直にうれしく思います。
土地の高度利用を図り、建物を高層化すると共に地下も有効活用し、地上を人と自然に解放する"ヴァーティカル・ガーデンシティ"構想が、文化的にも時間的にも豊かで、地球環境にも優しく、ひいては経済発展の鍵となると一貫して主張してまいりましたが、それが新しい知識情報社会にふさわしいと国際的にも受け入れられつつあるように思います。
この受賞を機に、アジアを代表する東京と上海が連携し、アジア経済圏の発展に寄与できればこれ以上の喜びはありません。