森美術館(港区六本木ヒルズ)は、館長デヴィッド・エリオットが5年間の任期満了に伴い2006年10月末日をもって退任することを昨日の記者会見にて発表いたしました。
エリオットは、日本初の外国人美術館館長として2001年秋に森美術館初代館長に就任し、これまで日本になかった新しい美術館の活動のディレクションや組織づくりなどに力を注ぎました。また2003年10月の開館以来、数々の画期的な展覧会を企画し、森美術館の最初の重要な3年間を率いました。
エリオットは館長退任後、森美術館のインターナショナル・アドバイザリー・コミッティーのメンバーとして森美術館に関わるとともに、イスタンブール・モダン(トルコ共和国)の初代館長に就任予定です。
なお、後任には11月1日、これまで副館長としてエリオットをサポートしてきた南條史生が就任いたします。
エリオットが築いた体制とミッションのもと、南條の展覧会企画ノウハウや国際的ネットワークを生かしながら、森美術館は新たな活動をまたさらに展開してまいります。
ニュースリリース
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森美術館 館長交代のお知らせ
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