民間による日本初の大規模再開発事業として1986年に誕生した「アークヒルズ」(東京都港区)は、今年で完成20周年を迎えます。
森ビルの都市開発の原点「アークヒルズ」アークヒルズは、オフィス(アーク森ビル)、住宅(アークタワーズ)、コンサートホール(サントリーホール)、ホテル(東京全日空ホテル)、オープンスペース(アーク・カラヤン広場)、庭園(アークガーデン)など、多彩 な都市機能をひとつの街の中に融合させたコンパクトシティであり、「職住近接」「文化発信」「都市と自然の共生」など、当社の都市づくりの理念を具現化した原点プロジェクトです。

「ヒルズ」名称の先駆け
アークヒルズは、「ヒルズ」名称が付けられた最初のプロジェクトです。今年はいわゆる「ヒルズ」20周年の年でもあります。
◇「ヒルズ」とは
「ヒルズ」とは、森ビルが長い歳月をかけて遂行した挑戦的かつ創造的な大規模複合開発に冠する名称であり、当社の理念(※)を具現化したプロジェクトのブランド名として定着しつつあります。
<ヒルズ シリーズ>
アークヒルズ、愛宕グリーンヒルズ、元麻布ヒルズ、六本木ヒルズ
宍戸ヒルズ、静ヒルズ、オランダヒルズ、表参道ヒルズ
「ヒル(丘)」の複数形である「ヒルズ」という名称は、アークヒルズや六本木ヒルズに代表されるように、従前の地形の起伏と記憶を活かし、複数の丘や谷、坂を開発に織り込みながら、緑の再生・復活とともに立体的な土地利用を図るという特徴を捉えたものです。また、複数形の意味には「都市化と緑化」、「伝統と革新」、「経済と文化」など、一見対称的なものを融合(複合)するという意味も含まれています。いわば森ビルの挑戦の軌跡である「ヒルズ」には、都市開発において新たな伝統を創る「ルネッサンス」の象徴であり続けたいとの思いも込められています。
※森ビルの都市開発の理念
細分化した土地を集約し、建物を高層化することで、足元に広いオープンスペースを備えた職住遊近接型のコンパクトシティを創造し、「安全」「環境」「文化」をキーワードに、豊かな都市生活を提案する。
「ヒルズ」20周年という節目にあたる今年(2006年)、当社は年間を通じて「ヒルズ」の魅力をお伝えする様々な催しや情報発信を行ってまいります。まずは、明日(3月31日)から始まる「アークヒルズ桜まつり」をご案内いたします。
【アークヒルズ桜まつり2006】
http://www.ehills.co.jp/rp/dfw/EHILLS/sakura2006/ark/index.php
期 間:3月31日(金)、4月1日(土)、4月2日(日)
・ カラヤン広場イベント(ライブパフォーマンス、グルメ屋台など)
・ フラワーマーケット
・ サントリーホール オープンハウス(4月2日(日)10:00~16:30)
※アークヒルズ桜並木ライトアップ期間:3月23日~4月上旬(開花状況により)
アークヒルズの外周通りは、桜の季節には毎年約10万人が訪れる桜の名所です。全長700m、約150本のソメイヨシノからなる桜並木がライトアップされた景色は圧巻で、通 りを囲むように広がる"桜のトンネル"を歩きながら、見あげれば東京タワーと、都心での春を満喫して頂けます。
また、3月31日(金)~4月2日(日)の3日間、アーク・カラヤン広場では毎年恒例の「桜まつり2006」を開催。グルメ屋台やステージでの様々なパフォーマンスの他、フラワーマーケットなど楽しいイベントを多数ご用意。さらに、サントリーホールでは一日開放(4月2日)の「オープンハウス ~サントリーホールで遊ぼう~」を開催します。
花とグルメと音楽が織り成す「アークヒルズ」の春の祭典に、ぜひ足をお運びください。
■アークヒルズ20周年ビジュアル展開
ARK HILLS 20th anniversaryと題し、「花と緑のある洗練された大人の街」をコンセプトに、ビジュアル展開を行ってまいります。
第一弾は、フォトグラファー 瀧本 幹也氏を起用して撮影した桜の写 真をもとにデザインいたしました。3月28日~4月12日の期間中、アークヒルズをはじめ森ビル関連施設内ポスターボード、地下鉄電飾看板等に展開いたします。
ARK HILLS 20th anniversary
キービジュアル