森ビル株式会社(東京都港区、代表取締役社長 森 稔)は、このたび、新しいタイプのフレームレス・ダブルガラスパーティション「フォレストウォール・リンドナー」を、2006年3月より販売開始いたしました。


(図1)
昨今のオフィスビルでは、その開放感やデザイン性の高さから、ガラスパーティション間仕切りがひとつのトレンドです。六本木ヒルズ森タワーのオフィスでも、ガラスパーティションが多用されていますが、お客様やデザイナーより「既製品で、よりデザイン性に優れたものが欲しい」とのご意見がありました。そこで当社では、ガラスの美しさを最大限活かす構造を持つ海外製品に、日本仕様(耐震面)の改良を加えることで、美しさ・安全性・機能性を兼ね備え、コストパフォーマンスにも優れた、新しいタイプのダブルガラスパーティションの製品化を実現しました。本製品の主な特徴は以下の通りです。
1)ガラスの美しさを強調したフラッシュ・サーフェス・デザイン(図1参照)ガラスとインナーフレームを構造シールにより接着することで、従来のフレーム型パーティションにはない美しいガラスの連続性を表現することが可能です。これにより、応接室・会議室・エグゼクティブルームなど、高級感溢れるソフィスティケートされた空間を演出します。
2)高い安全性と遮音性能
安全性の高い強化ガラスを使用、ガラスを接着している構造シールも耐候性・耐久性に優れています。また、耐震性とともに遮音性も高く、ダブルガラスは厚さ8mmと6mmの組合せにより、単体性能で42.8dB(音響透過損失データ(500Hz))の遮音性能を発揮します。
3)優れた施工性ダブルガラスは両面一体ではなく片面ずつセパレートされたシンプルで扱いやすい構造で、施工性の高さはもちろん、パネル内部のブラインド取付けやディスプレイ化などにも容易に対応可能です。
当社では、テナント内装の設計及び施工に携わる過程で、お客様により快適な空間をご提供するために、機能性やデザイン性に優れ、環境等に配慮した独自の内装建材・製品を「フォレストシリーズ」として開発・販売してまいりました。当社といたしましては、今後も引き続き、お客様の様々なニーズに対応すべく、「フォレストシリーズ」の充実を図ってまいる方針です。