森ビル株式会社(東京都港区 代表取締役社長 森 稔)では、本日(1月4日)午前9時30分より、2006年仕事始めの行事を執り行いました。

ここに、弊社社長森稔の年頭所感(要約)をご紹介いたします。

■2006年1月4日 弊社社長所感(要約)
昨年は、勝ち組の象徴として「ヒルズ族」という言葉が生まれ社会現象となった。
入居企業や住民の方々の業績や活躍だけでなく、オフィス、住宅、ホテル、商業施設、文化施設など、開業3年目の六本木ヒルズにおけるさまざまな施設の活況ぶりを見ると、我々が目指してきた街づくりに狂いがなかったことを実感している。これからの時代を牽引する知識情報産業の中心として、我々がかねてより唱えてきた「職住近接」というタイムリッチなスタイルが、従来にない大変な力を生み出している。
また、当社の業績も拡大基調にあり、今後もキャッシュフローと事業のバランスを考えながら、さらなる発展を目指す。

さらに、地震や耐震に注目が集まるなか、我々の都市づくりの理念である「バーティカル・ガーデン・シティ」に基づいた、スーパー街区による再開発事業の重要性についても改めて確信を深めた。我々はディベロッパーとして、日本経済と国民の生活の基盤となる安全な街づくりをミッションに、災害時に逃げ出すのではなく「逃げ込む街」を計画的に創っていく使命を持つ。

2月には表参道ヒルズがオープンし、年内には現在計画中のプロジェクトのいくつかが着工する予定だ。
今年は社内のシステム化とISO取得を予定通り果たし、業務や組織のさらなる効率化、合理化を実践して内部充実を図りつつ、安全な都市の構築という社会的使命とともに、世界からも評価される魅力的な国際都市の実現に向けて、プロジェクトを積極的かつスピーディーに推進していく年としたい。


                                                             以  上