神宮前四丁目地区市街地再開発組合(理事長 石井 徹)が、神宮前四丁目において推進しております「表参道ヒルズ(神宮前四丁目地区第一種市街地再開発事業)」がこの度上棟いたしました。
(※上棟とは・・・建築工事の過程で建物の形態がほぼ整った時点を指し、コンクリート建築、鉄骨建築については躯体工事完了時をもって上棟とする。)

当事業は、表参道のランドマークとして長く親しまれてきた旧同潤会青山アパートの建替事業です。施工区域は、地下鉄表参道駅から明治神宮へと至る"表参道"の中間に位置し、約1.2haの区域面積です。完成予定の建物は地上6階地下6階、延床面積33,916平米、商業施設と住宅、駐車場などからなる複合施設で、竣工は2006年1月を予定しています。
設計は建築家の安藤忠雄氏を起用、表参道の歴史的景観・環境を考慮して設計されました。当建物は表参道のケヤキ並木との調和を考慮し、地下空間を最大限効果的に活用することで建物本体の高さを抑えています。さらに建物の屋上緑化も実施し、ケヤキ並木と連続する緑の景観を創り出します。
また多くの人々に親しまれてきた旧同潤会青山アパートの外壁の一部を再生し、新しいランドマークとして次世代に親しまれる施設を目指すとともに、人々の記憶に刻まれた景観を次の世代へと継承いたします。

【表参道ヒルズ 建築概要】 計画名称 神宮前四丁目地区第一種市街地再開発事業
所 在 地 東京都渋谷区神宮前四丁目
区域面積 約1.2ha
敷地面積 6,051.36平米
延床面積 33,916.13平米(駐車場含む)
階  数 地上6階、地下6階
最高高さ 23.3m
構  造 鉄骨鉄筋コンクリート造、一部鉄筋コンクリート造、及び鉄骨造
用  途 店舗、共同住宅、駐車場、他
駐 車 場 住宅用20台、店舗用196台
設 計 者 安藤忠雄建築研究所・森ビル設計共同企業体
事 業 主 神宮前四丁目地区市街地再開発組合
竣  工 2006年1月(予定)