森ビル株式会社(東京都港区 代表取締役社長 森 稔)は、社団法人空気調和・衛生工学会より第43回学会賞・技術賞を受賞しました。

今回の受賞は、六本木ヒルズのメインタワー「六本木ヒルズ森タワー※」において、最適な室内環境を提供する空調設備の運用を支える、今やデファクトスタンダードとなったLon-Works技術※とマルチベンダー※による世界最大級のオープンBA(ビルオートメーション)システム(総監視点数160,000点)を構築したことが評価されたものです。このシステムを導入することにより、きめ細かな省エネルギー運転が可能になるなど、環境負荷の低減に貢献することができます。

京都議定書が発効しCo2削減のための諸対策が急務である今日、森ビルはビルの緑化や省エネルギー技術の開発を通じて都市環境の改善に貢献したいと考えています。



名  称 第43回学会賞・技術賞 建築設備部門
業績名称 六本木ヒルズ森タワーの空調設備におけるオープンBAシステムの構築
所 在 地 東京都港区六本木
業績種別 空調-計画・設計・施工
受 賞 者 (計画)森ビル株式会社
(設計)株式会社建築設備設計研究所
(施工)高砂熱学工業株式会社東京本店/三機工業株式会社


※六本木ヒルズ森タワー 地上54階・地下6階、高さ238m、延床面積380,000m²、事務所・店舗・美術館や展望台・アカデミー施設などから成る超高層複合ビル。
※Lon-Works技術 (ロンワークス)エシェロン社が開発した通信制御を実現するためのネットワーク技術。
※マルチベンダー 異なるベンダー(メーカー)の商品を最適に組み合わせてシステムを構築すること。シングルベンダー(単一メーカー)の対義語。