森ビル株式会社(東京都港区 代表取締役社長 森稔)では、本日(1月4日)午前9時30分より、2005年仕事始めの行事を執り行いました。ここに、弊社社長森稔の年頭所感(要約)をご紹介いたします。
■2005年1月4日 弊社社長所感(要約)
昨年3月の回転扉事故は本当に悲しい出来事だった。亡くなられた溝川涼さんのご冥福を心からお祈りするとともに、ご遺族の皆様にあらためて深くお詫び申し上げたい。事故再発防止に万全を期すため、全社一丸となって様々な安全対策強化に取組んできた。今年は阪神淡路大震災から10年という節目の年でもある。安全、安心かつ災害にも強い街づくりを進めることが我々の使命だ。
事故後も多くの方々に六本木ヒルズを訪れていただいている。これからも、多くの方々に親しまれ、必要とされる街であり続けるよう、更なる努力を続けねばならない。
今年の干支は「乙酉(きのととり)」。「乙」は草木の芽が屈曲して押し込まれている状態、「酉」は新しい力が醗酵している状態をあらわすと言う。今年は、じっくりと腰を据えて内部充実に取組み、六本木ヒルズなど既存施設のさらなる充実とともに、現在計画中のプロジェクトや構想を十分な形にして立ち上げていくための準備期間としたい。また、数年来検討していた社内情報システムの立上げや、ISO取得などにも取組み、組織力の強化および業務の効率化を目指し、信頼回復とさらなる成長の一歩を踏み出す年としたい。