10月18日(土)森美術館<MAM>開館。テレビ朝日やJ-WAVEも放送を開始し、文化・情報発信基地として本格始動いたします。
◆アーテリジェント・シティ 六本木ヒルズ フルオープン
六本木ヒルズ(東京都港区六本木六丁目)は、2003年4月25日(金)のオープンから半年を迎え、この間にもショップやレストランなどが次々とオープンしてまいりました。
そして10月からは、テレビ朝日やJ-WAVEが六本木ヒルズ内の新スタジオからの放送を開始し、新たな情報発信地としてスタートしました。テレビ朝日は、六本木ヒルズアリーナからの公開放送を含め「新テレアサ誕生際」を、J-WAVEは開局イベント「LOOK! MUSIC COMES!上を向いて聴こう」の一環として森タワーを使った「J-WAVE SINGING TOWER」等を展開いたしました。
10月18日(土)には森美術館が開館。現代アートを中心に、ファッション、建築、デザイン、メディア・アートなど幅広く同時代のアートと文化を反映した森美術館は、森タワーの52・53階の空高くに浮遊する“ワン&オンリー”の空中美術館となります。
10月16日に行われた記者会見・内覧会には約550名、翌日行われた関係者内覧会・レセプションには国内外の美術関係者等、総勢4,200名の方に出席いただきました。各国を代表する美術館の館長やジャーナリスト、文化人等が一堂にお集まりいただく中で、世界に向けて開かれた美術館が六本木ヒルズに誕生したこと、東京に文化的チャレンジが生まれつつあることを広く訴求いたしました。
森美術館の入場者数は、10月18日のオープンから一週間で5万人を超え、美術ファンだけでなく、六本木ヒルズに観光に訪れたご家族連れや年配のご夫婦等にも大いに楽しんでいただいています。
職・住・遊・学・憩…様々な都市機能がコンパクトに集積する六本木ヒルズは、その文化的シンボルとなる森美術館の誕生により、フルオープンいたしました。
アートとインテリジェンスが融合した「アーテリジェント・シティ六本木ヒルズ」は、今後も文化を核とした新しい時代の都市のあり方を提案し、人々が“オープンマインド” に、都市のアクティビティを楽しむことができる街づくりを進めてまいります。
◆オープン半年の総括
六本木ヒルズの来街者数は、オープンから半年(10月24日)で、2600万人を突破いたしました。土日は約15万人、平日は10万人と、天候に左右されることなく順調に多くの方々に来街いただいています。
「東京の新名所」として全国から訪れる観光客も多い一方、コミュニティパスポート(地区内ポイントカード)の利用者が22万人にのぼり、リピーターが定着していることも最近の傾向です。
また、森美術館の開館に伴い、アートに関心の高い若い層や外国人などが増え
国際色豊かな賑わいをみせています。
商業店舗については、オープンして3ヶ月で夏休みを迎えましたが、冷夏、お盆時期の雨など天候要因でのマイナス面にも関わらず集客を伸ばしてまいりました。売上についても、初年度売上は400億円を想定しておりますが、全ての店舗がオープンしていない中でも、オープンから9月までの約5ヶ月間の集計で200億円を超え、好調に推移しています。
9月に入り、ルイ・ヴィトン、ヴェルサーチ、シトラスノーツが順次オープンし、ファッションブランドがより増強されたほか、森タワー6階にオフィスワーカーや地区内および近隣居住者の毎日の生活をサポートするクリニック、歯医者、託児所、郵便局、銀行&ATM、ビジネスコンビニなどが揃い、飲食・ファッション・サービスとあらゆるニーズにこたえられるショップがフルラインナップとなり、回遊性、利便性がさらに高まっています。
また、ヴァージンシネマズ 六本木ヒルズ(週末オールナイト)、FOOD MAGAZINE(24時間)、TSUTAYA TOKYO ROPPONGI(朝4時まで)など、早朝から深夜まで営業の飲食店舗に加え、ルイ・ヴィトンが木・金・土・祝前日は23時まで営業するなど、お客様のライフスタイルにあわせて、あらゆる時間帯で安心して楽しめる街が形成されてきております。
オフィスでは、性能と安全性の高さや職住遊が一体となった環境を評価いただき、成約率は約9割となり、順次入居が進んでいます。ITや情報関連企業、外資系金融機関、弁護士事務所など、各業種を代表する成長企業が多く、東京の新たなランドマーク「森タワー」が世界に向けたビジネス発信基地として機能してまいります。
住宅(約800戸、うち地権者住戸等を除く約500戸が森ビルの賃貸住戸)も、竣工半年で約9割が稼働しており、‘都心居住’‘職住近接’‘所有から利用(賃貸)へ’という、新しいライフスタイルの提案を広く評価いただきました。
リラクゼーションやフィットネスにより心と身体のバランスを整え、健やかさを保つ「六本木ヒルズ スパ」も、都市のくらしの中で心身をリフレッシュできると好評です。
今後も、住宅という概念を超えて‘街に住む’価値をご提供し続けていきたいと考えています。‘住む’という観点から東京を真に魅力的な街へと変えていく‘MORI LIVING’は、森ビルの大きなチャレンジでもあります。
◇各施設報告◇
◆森美術館「MAM」(森タワー52階、53階)
優れた現代アートを中心にジャンルを超えたさまざまな展覧会や研究、パブリックプログラム(教育普及活動)を展開する新しい美術館「森美術館」は、10月18日(土)森タワー52階、53階の高みにオープンしました。森美術館のテーマは「アート&ライフ」。時代をもっとも誠実に表現するアートと文化は、私たちの生活を豊かにすると確信し、その価値をすべての人々が平等に分かち合えることを活動理念としています。
オープンに先駆け16日に実施された、プレス発表会には、国内はもとより、海外からも数多くのメディアの方にお越しいただきました。「バイリンガルの美術館として、海外からの来訪者を迎える一方、現代アートを世代超えて様々な人々が触れる機会を提供していこうというチャレンジが感じられる美術館」「アジア地域のアートの拠点となっていくだろう」等、海外からも大きな注目を浴びています。
また、レセプションパーティには、小泉純一郎内閣総理大臣や、石原慎太郎東京都知事にも来館頂き、「街全体に文化・芸術の香りを漂わせようという心意気が感じられる。都市の活性化に大いに繋がっていくと思う」「夜中まで開館していることで、観光客をはじめより多くの人が、新しい刺激を受け、新しい感性を培うことができる美術館となるだろう」等の森美術館開館について期待のコメントを頂きました。
森美術館インターナショナル・アドバイザリーコミッティのメンバーである、ニューヨーク近代美術館(MoMA)グレン・ラウリィ館長や、ポンピドゥー・センター国立近代美術館アルフレッド・パクマン館長をはじめとして世界の美術館の館長陣や、美術館関係者にもお集まり頂きました。「この美術館は、ここで働く人、住む人の生活と切り離す事のできない存在になるでしょう。東京で美術館は生活に不可欠なものになると思います。アートとライフが相互に影響し高め合いとても良いふうに展開していくでしょう」「森美術館は、コンテンポラリーアートを世間により大きく広める役割を担っていくと思います」「東京のアートの中心地として、東京を引っ張ってほしい」「国際的な美術館ネットワークの重要な起点になるだろう」等、森美術館への評価を頂きました。
森美術館開館記念展「ハピネス」では、人生にとって大切な「幸福」というテーマを通して、「アート&ライフ」を追求いたします。アジアの古美術、印象派を含む近代西洋美術、そして世界の現代アートから約250点、180名あまりの作品を展示。「幸福」の概念を「アルカディア(地上の楽園)/ニルヴァーナ(精神へ)/デザイア(欲望の解放)/ハーモニー(調和と均衡)」の4つのセクションに分け、ハピネスを旅のように体験して頂きます。
ロイヤル・アカデミー・オブ・アーツ、ノーマン・ローゼンタール芸術監督からは、「異なった時間、時代、世界の枠を越えて、全ての作品が、ひとつの空間に集まった新しい感覚の、見ごたえのある展覧会。キュレーターの意志が感じられ、編集能力が高く評価できる」とのコメントを頂いています。
森美術館の入場者数は、10月18日のオープンから一週間で5万人を超えました。
古典と現代美術が混合した、卓越した企画力を発揮したハピネス展は、新しい感覚の展覧会でありながら幅広く多くの方に楽しんでいただける内容となっているため、美術ファンだけでなく、六本木ヒルズに観光に訪れたご家族連れや、年配のご夫婦の方にも大いに楽しんで頂いています。
また、閉館時間(平日は夜10時まで、金土祝前日は夜12時)が遅いことも日本の美術館としては新しい試みですが、美術ファンの方や食事を終えて気軽に立ち寄る方などが多く見受けられます。今後も、広く開かれた美術館として、展覧会に留まらず様々な活動に積極的に取り組んでまいります。
■森美術館開館記念展
「ハピネス:アートにみる幸福への鍵 モネ、若冲、そしてジェフ・クーンズへ」
会期:2003年10/18(土)~2004年1/18(日) 会期中無休
■ハピネス展終了後の展覧会予定
「六本木クロッシング:日本美術の新しい展望2004」
会期:2004年2/7~4/11 (森美術館53階)
「草間彌生:KUSAMATRIX」
会期2004年2/7~5/9 (森美術館52階)
MoMAコレクション特別企画展
「モダン再考:アートの継続性と変化、1880年から現在まで」(仮題)
会期:2004年4/28~8/1 (森美術館53階)
「イリヤ&エミリア・カバコフ:私たちの場所はどこ?」
会期:2004年5/19~8/19 (予定)(森美術館52階)
「ホット&スパイシー:アジアのクリエイターの今を描く」
会期:2004年12月~3月 (森美術館52階・53階)
「路上の詩:フランス近代写真の軌跡」
会期:2005年11月~2006年2月 (森美術館53階)
「アフリカを超えて:現代アフリカ美術とその未来」
会期:2006年1月~ (森美術館53階)
お問合せ:森美術館 広報部 担当:高山、鈴木、高橋
TEL:
E-MAIL:pr@mori.art.museum
WEB:http://www.mori.art.museum
◆東京シティビュー(展望台)(森タワー52階)
森タワー52Fにある東京シティビューは、オープン以来120万人を超えるお客様にご来館いただきました。11メートルを超える吹き抜けと、1周約300メートル、2,910・の国内最大級の面積を誇る展望施設では、ゆったりと大都市東京の景色をお楽しみいただくことができ、約42秒で天空へとご案内するスーパーダブルデッキエレベーターと、スムースな発券システムで、お客様をお待たせすることもなく入館いただいています。特に夏休みにはご家族連れが多く、また夕方からは大人の時間として、東京スカイデッキとセットになった「大人の夕涼み」等をお楽しみいただきました。
東京シティビューでは、森美術館の開館とあわせ、景色を眺めながらくつろげる「ミュージアムカフェ」を52F施設内にオープンいたしました。お客様からのご要望も多かったこのカフェでは、海抜250mからの景色を堪能しながらお食事や、特製のスイーツとお茶をお楽しみいただけます。ランチタイム(11:30~14:00)には特製の「ランチブッフェ」をお一人様¥2,800(税別)で開始いたしました。
海抜270m、オープンエアーの空中回廊「東京スカイデッキ(屋上)」も同じく10月18日リニューアルオープン。(東京シティビューのご入館料+500円)。東京スカイデッキでは、大好評をいただいた8月の「火星観望会」(280ミリの大望遠鏡を設置)につづいて、星がきれいに見えるこれからの季節には「冬の観望会」も実施予定です。
また、森美術館の開館を記念して、東京シティビューにご来館のお客様には同じチケットで開館記念展「ハピネス」をご覧いただけることといたしました。展望台を訪れる方々にも気軽にアートを楽しんでいただける環境をつくることで、身近にアートに触れていただき、森美術館のテーマでもある“アートとライフ”の一体を、様々な施設を通じて実現してまいります。
◆森アーツセンターミュージアムショップ/六本木ヒルズアートアンドデザインストア
ミュージアムショップは、森タワー内に大小あわせて6店舗あります。
いずれも、六本木ヒルズに遊びにいらした方が「新しい東京土産」などを購入できる気軽に立ち寄れる場所として、またアートに気軽に触れられる場所として、アートと消費者が出会う場所として機能しております。
今後はオリジナル商品にもより一層力を入れ、森美術館のグッズはもちろんのこと、マルチプル作品ともいえる森万里子さんのお茶箱セット“ティーカプセル”やヒロ杉山さんのドッググッズなど、アーティストの商品を開発していく予定です。
■ハピネス関連
森アーツセンターミュージアムショップの内、52階の店舗は森美術館(MAM)に関連するグッズを展開した「MAM SHOP」です。10月18日より新しく書棚を追加し、森美術館のミュージアムショップとしての機能を充実させるほか、森美術館オープンにあわせ、Tシャツ、バッグ、ノート、レターセットなどのMAM グッズを制作、販売しています。
また、開館記念展「ハピネス」にあわせて、関連の作品イメージを使用したオリジナルグッズの数々や出品作家の書籍を多数集積しています。
■アート食玩 村上隆のSUPERFLATMUSEUM(スーパーフラットミュージアム)
六本木ヒルズ限定エディション(1個 350円 限定90,000個)
森美術館の開館を記念して、10月18日(土)より六本木ヒルズのキャラクター「ロクロク星人」を作った村上隆氏のアート食玩=玩具菓子“村上隆のSUPERFLATMUSEUM 六本木ヒルズ限定エディション”(1個 350円)を販売いたしました。
世界的アーティストとして名高い村上隆の美術作品が精巧にミニフィギュア化された世界初の「アート食玩」です。六本木ヒルズでしか手に入らないロクロク星人 「しゃちょう」と「マサムネ+スピカ」を含む村上氏のキャラクター6種を展開。
初日には、販売開始の朝9時の時点で600名を超える愛好者が行列するほどの盛況ぶりで、18日(土)、19日(日)の2日間で60,000個を売り上げました。
◆六本木ヒルズクラブ(森タワー51階)
森タワー51階にある会員制の六本木ヒルズクラブは、会員数2200名を超えています。
幅広い分野で活躍する人々が集い、交流する場として認知を深めております。
世界中からセレブリティの方や各界のリーダー達が集まり、東京における社交の場として、オープン以来機能しており、最近では、エリツィン元大統領、ヴァージングループ会長リチャード・ブランソン氏、ベッカムをはじめとするリアルマドリッドのチームプレーヤーや「チャーリーズ・エンジェル フルスロットル」の主演女優等にもお越しいただき、会員の方と共に、クラブライフをお楽しみ頂きました。
この夏からはクラブイベントも豊富に企画され、ジャズナイト等の音楽イベントやカルチャーイベント、ワインテイスティングからファミリーイベントまで多彩な内容で計画を進めております。特にクリスマスは米良美一さんのコンサートディナー、年末の夜のカウントダウンや初日の出パーティ等、盛りだくさんな企画が会員同士の交流と親睦の機会を提供し、新しいコミュニケーションスペースとしてのクラブライフを作り上げつつあります。
来る12月31日にて設立会員の募集を終了し、来年は新たなステージへ向けて、活動をすすめてまいります。
◆六本木アカデミーヒルズ(森タワー49階)
六本木アカデミーヒルズは、スクール、24時間会員制ライブラリー、フォーラムなどの機能を有する知的交流空間として、都市生活者の知的欲求と創造活動をサポートし、六本木ヒルズのインテリジェンスを担います。
このたび、六本木ヒルズ フルオープンにあわせて“六本木ヒルズの1day school「アーテリジェントスクール」”を開催いたします。(11月16日より)
一回単位で受講できる本スクールは、六本木ヒルズを訪れる人がショッピングや食事を楽しむようにスクールやセミナーに気軽にご参加いただけるもので、一回3,000円、毎週日曜日に開催いたします。英会話講座やビューティ講座等、来年2月下旬までに約140講座を実施予定です。また、土曜日に子供たちが英語で学ぶキッズプログラムもご好評をいただいており、11月よりウィークエンドプログラムが充実します。
ビジネスマンを対象にしたプロフェッショナルスクール「アーク都市塾」の第30期卒塾式(9月24日)には、ゲストに竹中平蔵経済財政政策担当・金融担当大臣をお招きしました。また、第31期入塾式(10月20日)には村上隆氏によるレクチャー「21世紀の都市とアート」が実施されました。
都心の書斎として注目を集める会員制図書館「六本木ライブラリー」には、探究心と向上心に溢れるメンバーが既に約900名の規模で集まっています。コレクションも随時更新され、読書会などのメンバー活動も随時行われています。
最新設備を誇るフォーラム会場では、映画「マトリックス・リローデット」出演者の来日記者会見(ワーナー・ブラザーズ映画主催)や、日経知的財産フォーラム(日本経済新聞社主催)など、新作発表やイベントが連日開催され、人々の知的交流の場として機能しています。
◆グランド ハイアット 東京
開業から半年を迎えるグランド ハイアット 東京は、平均客室稼働率で90%を超え、特に夏以降は95%を超える水準を維持しております。レストランの来店者数も50万人を超え、順調に推移しています。
ホテル内389の客室、10の直営レストラン・バー、会議・宴会場施設、スパ アンドフィットネスだけでなく、秋からは東京シティビュー、森美術館とコラボレートした「Finding Happiness」を始めとした4つの新しい宿泊プランも展開中。各レストランとも随時フェアなど実施し、ますますユニークでダイナミックなホテルを目指して参ります。
◆ヴァージンシネマズ 六本木ヒルズ
ヴァージンシネマズ 六本木ヒルズでは、9月2日に「トゥームレイダー2」チャリティ試写会が行われ、皇太子殿下、皇太子妃殿下、寛仁親王妃信子殿下、彬子女王殿下、瑶子女王殿下がご臨席になられました。これに際し、主演のアンジェリーナ・ジョリー、ヤン・デ・ボン監督が緊急来日し、皇太子同妃両殿下はじめ皇族方をお出迎えいたしました。
また、10月2日には、日本初の実施となる赤ちゃん連れのお客様のための上映「ママズ クラブ シアター」が実施されました。照明や音量を調整し、赤ちゃんに気を配った鑑賞環境で安心して映画を鑑賞していただくもので、普段なかなか映画館へ足を運べないというお母様方に好評を博しました。
10月19日には「キル・ビル ジャパンプレミア」と称した試写会が開催され、監督のクェンティン・タランティーノ、主演のユマ・サーマン等が出席しました。
続く11月20日には、「ラストサムライ」ワールドプレミアにおいて出演者(主演トム・クルーズ、他)の舞台挨拶が予定されています。
◆六本木ヒルズ アリーナ
六本木ヒルズの中央広場、六本木ヒルズアリーナは、世界へ向けて多彩なメッセージを発信するメディアとして、また、コミュニティの核となりさまざまな交流を育む舞台として活動しています。
この半年間、クラシックコンサートから前衛舞踏にいたるまでアーテリジェント・シティ六本木ヒルズに相応しい多彩なイベントを主催。森ビルが主催するイベントは25本にのぼり、来街者の好奇心を刺激してまいりました。一方「マトリックスリローデット」「チャーリーズ・エンジェル フルスロットル」等の映画イベントをはじめとする上質の持ち込みイベントも多数開催。世界に向けた情報発信の場としての機能を果たしてまいりました。稼働率は、7割を超え、特に週末はフル稼働しています。
今後も「毎日何かが起きている」「行く度に違う刺激に出会える」都市の広場として、魅力的な内容で活動を展開してまいります。
11月15日・16日には、タンゴとクラブ・ミュージックを融合させたフランスのグループ、gotan project を迎えて「Tokyo Moon ~NEO TANGO NIGHT」~を開催いたします。ヨーロッパで熱狂的な人気を誇る彼らの初来日公演です。
また8月には、六本木ヒルズと近隣の方々をお誘いし、「朝の太極拳」を開催しました。平日には約400人、台風や雨の日にも約100人、最後の週末には約700人が集まるという大盛況なコミュニティイベントとなりました。参加者からは「このような企画をどんどん進めて欲しい」「今後も住民が参加できるイベントを期待している」等の、感想と期待が寄せられ、地域交流に大きな役割を果たしています。ご好評にお答えして、9月以降も12月まで毎月第2・4水曜日の朝7時から実施しております。今後も周辺地域も含めたコミュニティづくりにも貢献してまいります。
■六本木ヒルズ アリーナ 主な活動実績(抜粋)
ライブ・コンサート
・オープニング・イベント~Artelligent Wave~(4/25~5/5)
・SLAVA(スラヴァ) チャリティーコンサート(5/10.11)
・ロバート・ミラバル ユSpiritual Concertユ with大倉正之助(6/21.22)
・コラリー・クレモン ライブ(7/5.6)
・カフェブラジル~エポカ・ヂ・オウロ~(8/16.17)
・Year of the Blues Celebration in Roppongi Hills(9/13.14 )
パフォーマンス
・コメディークラブ・ラウンジ(5/30.6/1)
・SAL VANILLA in Roppongi(6/27.28)
・六本木デカダンスカフェ(8/2.3)
・ジョゲット・ブンブン fromスアール・アグン(8/8~10)
・バコンロン fromハイチ(8/29~31)
コミュニティイベント
・HANA-ICHI 花市(5/23~25)
・七夕(7/1~7)
・太極拳(8/5~24)毎月第2・4週水曜日:六本木ヒルズ朝の太極拳(9月~12月)
・六本木ヒルズの盆踊り(9/20)
・六本木ヒルズのハロウィン(10/26)
・宇宙めだか放流(毛利庭園)
映画関連イベント
・「マトリックス・リローデッド」イベント(5/26)
・「チャーリーズ・エンジェル フルスロットル」イベント(6/2)
・「ショート・ショート・フィルムフェスティバル」(6/6~8)
・「ミニミニ大作戦」イベント(6/16)
その他
・営団地下鉄デザイン会議(8/27)
・ルイ・ヴィトンオープン(9/3~8)
・「TOYOTA プリウス×SONYグリンツーリスモ4」発表会(9/23)
・六本木ヒルズパーティ(9/26.27)
・テレビ朝日開局記念イベント(9/27~10/13)
・森美術館オープンイベント(10/18~22)
◆駐車場
六本木ヒルズでは2762台の駐車場を完備し、車でのアクセスに24時間対応しています。キャパシティが大きいため、多数の利用もスムーズで、都心の大駐車場としてご活用いただいています。また、各種の割引サービスを実施しており、気軽に六本木ヒルズにアクセスできるよう配慮しています。
六本木ヒルズ フルオープンにあたって、3万円以上のお買い物やお食事に対しては24時間の割引サービスも始め、車での利便性をより一層高めています。
平日8:00~24:00¥100/15分
土日祝祭日8:00~24:00¥100/10分
夜間24:00~8:00¥100/60分
平日(一日)¥2,000/24H
土日祝祭日(一日)¥3,000/24H
[割引サービス]
¥5,000以上2時間割引
¥10,000以上4時間割引
¥30,000以上24時間割引
*六本木ヒルズ各施設にて合算(1,000円未満切り捨て)
*一部対象外の施設もございます
◆六本木ヒルズ ツアー
六本木ヒルズの見所をツアーガイドがご案内する「六本木ヒルズツアー」は、オープン以来11万人を超えるお客様にご利用いただいております。
街の主要なスポットをご紹介する「六本木ヒルズ一周ウォーキングコース」、東京シティビューより東京の眺望をご案内する「東京パノラマコース」等に加えて、新たに「グルメ&ショッピングエリアご案内コース」を運行いたします。
その他、森美術館のスタッフと連携した「パブリックアート&ストリートファニチャーコース」や、森ビルの設計陣が同行し、建築デザインについて専門的に解説する「建築デザインコース」(11月からの期間限定)などを実施いたします。
本ツアー事業では、企業等の視察にも対応しておりますが、特に地方自治体や商工会議所等、地域の再開発に取り組む方々からの視察が多いことも特徴です。
民間主導による国内最大の再開発事業であり、最新のテクノロジーを駆使した街として注目を集める六本木ヒルズを「街づくり」の最先端モデルとして、その考え方や仕組みをご紹介することで、街づくりの気運が高まり、都市再生に寄与できるものと考えています。
◆今後の六本木ヒルズの展開
ウォーキングディスタンスの中に、オフィスや住居、美術館、アカデミー、クラブ、放送局、ホテル、シネマ、ショップ、レストランなどの多様な施設が集合し、様々なヒトやモノが集まる。その交流の中から世界をリードする新しい文化や情報が発信される。
アーテリジェント・シティとして本格始動した六本木ヒルズは、今後、文化を基軸に、新しい時代の産業とそれを支える都市空間を、東京、日本、そして世界に向けて提案し、発信してまいります。
また今後は、地域コミュニティの立ち上げにも取り組んでまいります。
バリエーションに富んだ、きめこまやかな交流活動を実施し、人と人との交流から新しいアイディアが生まれる街として、地区内、周辺地域との交流を活性化させ、地元から、街の将来を盛り上げていきたいと考えています。