森ビルグループの震災訓練は、被災時におけるテナントや入居者、周辺地域住民の安全確保、また被災後のビル機能早期回復に重点をおいて実施しています。
今年度は、本社移転に伴い六本木ヒルズに場所を移し、以下の通り訓練を実施いたします。

・ 社宅利用者の連絡・出社訓練
・ 災害用井戸の操作、応急手当、救急搬送などの体験訓練
・ 各ビルから被害・安否状況を確認する通信確認訓練

森ビルグループでは、災害時に「逃げ出すのではなく、逃げ込める街」を目指し、災害用井戸の設置や非常用食料等の備蓄などハード面での対策に加え、定期的な非常時連絡訓練、全社員の救命講習受講(救命技能認定証の取得)、管理職社員の夜間・休日宿直制度などを実施。さらに、事業エリア周辺の社宅に入居する社員を防災要員として組織するなど、震災支援体制をより迅速に確立するための人的体制も整備しています。


日  時:9月1日(月)午前8:00~10:00(体験訓練実施時間)
場  所:六本木ヒルズアリーナ(東京都港区六本木六丁目 六本木ヒルズ)
参加対象:森ビルグループ社員 約1000名(非常時連絡訓練含む)
※その他、六本木ヒルズ内の一部居住者及び各施設・テナント関係者にも参加を呼びかけております。

訓練内容:
・連絡・出社訓練 ~社宅及び六本木ヒルズにて実施
森ビルでは港区内を中心に約250名の社宅居住者を防災異様員として組織し、震災・災害時に復旧活動が迅速に行える体制を確立しております。今回の震災訓練では午前6時に震災が発生したことを想定、当直が各社宅代表者に出社要請の連絡を行い、社宅連絡網によって社宅居住社員が集合、出社を行います。
・体験訓練 ~六本木ヒルズアリーナほか六本木ヒルズにて実施
井戸操作、救出訓練(ジャッキ)、煙体験、心肺蘇生、炊き出し、救急搬送、応急手当、起震車体験、地震・耐震知識習得、備蓄品展示
・通信確認訓練 
災害用専用線を用い、各ビルから被害・安否状況を確認する通信確認訓練を行います。

なお、今回の震災訓練にあわせ、全社員を対象とした非常時連絡訓練も以下の通り行います。
・非常時連絡訓練 ~8/30・8/31 
非常時順次連絡装置による社員への緊急連絡・応答訓練(各社員自宅にて実施)