森ビル株式会社(東京都港区 代表取締役社長 森稔)は、神宮前四丁目地区市街地再開発組合の協力を得て、当事業において工事仮囲いを活用した写真展や壁面緑化プロジェクトを企画、展開してまいります。

当再開発事業は、「旧同潤会青山アパート」の建替事業であり、今年5月より建物の解体工事に着手、8月下旬には建築工事の着工を迎えます。
東京を代表するファッション集積地である表参道に約270m(表参道全体の約4分の1)の間口を有する当再開発事業において、当社は、工事期間中においても、周辺地域の方々や行き交う人々に表参道の街並みや賑わいをお楽しみいただけるよう、工事のために設置された仮囲い(高さ4m、長さ270m)の演出、活用の検討を重ねてまいりました。

すでに6/10より展開している写真展“Link Link 〜風景をつなごう〜”は、仮囲いを使った巨大ギャラリーで、印象的な写真と表参道の美しいけやき並木とが調和し、表参道の新しい風景となっています。

8月下旬からは、仮囲い壁面緑化プロジェクト“グングンウォール”を展開する予定です。仮囲いの壁面に約10種類の植物をストライプ状に配置し、美しい緑の壁をつくります。この“グングンウォール”が、表参道のけやき並木とあいまって、四季を通じて行き交う人々の目を楽しませ、多くの人々に親しまれるものとなるよう願っております。

なお、企画の詳細は以下の通りになります。

■ 写真展“Link Link 〜風景をつなごう〜”
□開催期間:6/10〜7/31
□概 要 :高さ4m、長さ約270m、の工事仮囲いを巨大なギャラリーに見立てた写真展です。この写真展は、株式会社アマナ(東京都品川区、代表取締役社長 進藤博信)が企画、アマナの所有する「photonica(フォトニカ)」「Corbis(コービス)」「Magnum(マグナム)」ブランドのライブラリーから、4つのテーマ(「無垢」、「情熱」、「絆」、「夢」)にセレクトされた写真を展示しています。


■ 壁面緑化仮囲い“グングンウォール”
□開催期間:8月下旬以降
□概 要 :写真展に続いて8月下旬から25ヶ月間にわたり、仮囲いの壁面緑化を計画しています。この緑の壁の名称は“グングンウォール”、ヘデラ、タマリュウ、プミラ、ローズマリーら約10種類の植物がストライプ状に配置され、緑の壁をつくります。デザインは、ユニークなアイデアで空間を演出し、人々を楽しませることを得意とするクライン・ダイサム・アーキテクツ(KDA)が担当しました。緑化部分は、表参道に面している仮囲いの壁面全体面積(ゲート部分は除く)の約半分(約450m²)を計画しています。残りの半分は、地元の町会、商店会の地域振興活動や警察・消防および再開発事業工程などのお知らせ看板として利用するほか、当企画に対する協賛企業の広告スペースとしても使用いたします。当企画は一般企業、団体等からの協賛を募り、運営を行っていく方針です。