森ビル株式会社グループの2002年度(2003年3月期)の業績がまとまりましたのでお知らせします。

【森ビル株式会社グループ 連結業績】
   
2001年度業績
(2002年3月期)
2002年度業績
(2003年3月期)
2003年度予測
(2004年3月期)
1 売上高   76,921 157,850
(+105.2%)
182,000
(+15.3%)
  賃貸関係収益 59,183   67,036
(+13.3%)
84,000
(+25.3%)
請負工事
設計監理収益
10,238  8,738
(▲14.7%)
15,000
(+71.7%)
不動産販売収益 2,564  73,542
(+2768.3%)
43,000
(▲41.5%)
タウンマネジメント
その他営業収益
4,936  8,534
(+72.9%)
40,000
(+368.7%)
2 営業利益 15,783   24,847
(+57.4%)
27,000
(+8.7%)
3 経常利益 4,161 11,590
(+178.5%)
13,000
(+12.2%)
4 当期利益 5,998  3,093
(▲48.4%)
5,000
(+61.7%)

(金額の単位は百万円、カッコ内は対前年比増減率 %)

※ 連結対象会社は下記の19社です。 森ビル株式会社、株式会社森ビルホスピタリティコーポレーション、株式会社アークヒルズクラブ、六本木エネルギーサービス株式会社、アークヒルズ熱供給株 式会社、森ビル都市企画株式会社、株式会社宍戸国際ゴルフ倶楽部、エムアンドアイアートシステム株式会社、フォレストオーバーシーズ株式会社、上海森茂国 際房地産有限公司、大連森茂大厦有限公司、上海環球金融中心投資株式会社、上海環球金融中心有限公司、赤坂溜池タワー管理株式会社、イーヒルズ株式会社、 森ビル・アーバンファンド株式会社、ミツキ駐車場管理株式会社、株式会社森ビル設計研究所、LA FORET DALLAS CO.,LTD、

※ 持分法適用関連企業は下記の6社です。 株式会社ヴィーナスフォート、株式会社プライムステージ、上海陸家嘴貝思特物業管理有限公司、六本木ファーストビル株式会社、シーエムネット株式会社、株式会社銀座都市企画 (シーエムネット株式会社は2003年度より連結対象会社となります。)

■2002年度の業績・事業概要

・森ビル株式会社グループの2002年度(2003年3月期)業績は、売上高1,578億50百万円(前期比105.2%増)、経常利益115億90百万 円(前期比178.5%増)と増収増益となりました。 主力事業である【賃貸関係収益】は、「愛宕グリーンヒルズ」「六本木ヒルズゲートタワー」の通 期稼動、および「元麻布ヒルズ」「泉ガーデンタワー・レジデンス」等の竣工により、前期比13.3%増の670億36百万円となりました。 また、【不動産販売収益】の大幅な増収については、当社がオリジネーターとなり設立した大型不動産私募ファンド「森ビル・アーバンファンド」への販売 (720億円)が寄与しています。

■2003年度の業績見通し

・2004 年3月期の売上高につきましては、241億50百万円増の1820億円を見込んでいます。 【賃貸関係収益】は、「アーク森ビル」「虎ノ門36森ビル」のリニューアル工事に伴う減収要因はあるものの、昨年度竣工した「元麻布ヒルズ」等の通 期稼動、今期グランドオープン致しました「六本木ヒルズ」の新規稼働により、169億64百万円増の840億円を予定しています。 また、【不動産販売収益】は430億円と前期に比べ縮小する一方、主に六本木ヒルズ関係の施設運営収益(ホテル、クラブ、展望台、アカデミー等)からなる 【タウンマネジメント・その他営業収益】の増収を見込んでいます。 なお、経常利益は増益基調での推移を予定しています。


■2002年度(2002年4月~2003年3月)]

2002年度に竣工した物件は以下の通りです。

【複合開発事業】
・「泉ガーデン」(港区六本木、延床面積208,400・、2002年10月全体竣工)
 アークヒルズに隣接する地区面積約2.4haの第一種市街地再開発事業で、住友不動産株式会社他組合員との共同事業です。事務所棟(泉ガーデンタワー:地上45階地下2階、延床面積157,379・(店舗、ビジネスホテルを含む))を中心に、住宅棟(泉ガーデンレジデンス:地上32階、地下2階、延床面積44,097・)、美術館、庭園などが配置されています。

・「プルデンシャルタワー」(千代田区永田町、延床面積76,634・、地上38階地下3階、2002年11月竣工)
 プルデンシャル ファイナンシャル インクとの共同事業による、事務所(3階~24階)、住宅(26階~38階)、商業施設(1、2階および別棟2階建)で構成される複合ビルです。当社は共同事業者であるとともに、コンストラクションマネジメント業務、プロパティマネジメント業務を受託しています。

【住宅事業】
・「元麻布ヒルズ」(港区元麻布、延床面積56,198・、第一期2002年5月竣工、全体2002年12月竣工)
 「都市の中に森があるのではなく、都市そのものが森であるべきだ」というコンセプトに基づき、都心居住のモデルプロジェクトとして取組んだ共同事業です。フォレストタワー(地上29階地下3階)を中心に、フォレストテラスイースト(地上6階地下1階)、フォレストテラスウェスト(地上5階地下1階)が緑豊かな環境の中に配置されます。総戸数は222戸、一部分譲住戸も用意しています。

・「六本木イグノポール」(港区六本木、地上9階、延床面積1,814・、2002年6月竣工)
 最新オフィスに匹敵するファシリティ(通信設備や電気容量等)、共用のミィーティングルーム等を備え、SOHO利用にも対応可能な総戸数14戸の住宅です。


■ 2003年度(2003年 4月~2004年3月)
2003年度に竣工予定(竣工済も含む)の物件は以下の通りです。

【複合開発事業】
・「六本木ヒルズ」(港区六本木、延床面積759,100・、2003年4月竣工済)
 「文化都心」をコンセプトに計画された敷地面積11.6ha、延床面積759,100・を誇る国内最大規模の再開発事業。オフィス、住宅、美術館、映画館、カンファレンス施設、放送センター、ホテル、200を越えるショップ&レストラン等で構成。 2003年4月25日にグランドオープンを迎えました。

・「(仮)六本木ルーテル教会等建替計画」(港区六本木、延床面積9,532・、住宅・幼稚園棟2003年12月、教会棟2004年3月竣工予定)
 六本木ヒルズの南側隣接地における、宗教法人日本ルーテル教団との共同事業。教会棟(地上3階)および住宅・幼稚園棟(地上11階)からなる複合ビルです。


(参 考)
森ビル株式会社単体の業績、およびグループの連結対象外の関連会社の業績は以下の通りです。

【森ビル株式会社グループ 単体業績】
   
2001年度業績
(2002年3月期)
2002年度業績
(2003年3月期)
2003年度予測
(2004年3月期)
1 売上高   69,768 146,581
(+110.1%)
149,000
(+1.7%)
  賃貸関係収益 55,166  62,130
(+12.6%)
79,000
(+27.2%)
請負工事
設計監理収益
10,232  9,691
(▲5.3%)
15,000
(+54.8%)
不動産販売収益 1,770  71,189
(+3922.0%)
42,000
(▲41.0%)
タウンマネジメント
その他営業収益
2,600  3,569
(+37.3%)
13,000
(+264.2%)
2 営業利益 15,156  22,588
(+49.0%)
23,000
(+1.8%)
3 経常利益 3,360  10,670
(+217.6%)
12,000
(+12.5%)
4 当期利益 4,624  1,558
(▲66.3%)
4,000
(+156.7%)
(金額の単位は百万円、カッコ内は対前年比増減率 %)

森磯・森喜代・森ビル流通システムグループ 業績
   
2002年度業績
(2003年3月期)
    森磯 森喜代 森ビル流通
システムグループ
1 売上高   1,042 974 6,141
1,037 971 4,537
5 3 1,605
  賃貸関係収益
  その他営業収益
(不動産販売・業務委託料等)
2 営業利益 508 444 487
3 経常利益 514 362 458
4 当期利益 321 179 282
(金額の単位は百万円)