森ビル株式会社

夜景も恋愛も高校野球も全てエンターテイメントの素(第2回)

2010年11月12日

今月のゲスト:お笑いコンビ「アンジャッシュ」 渡部 建さん

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お笑いコンビ「アンジャッシュ」のツッコミ担当としてバラエティ番組などで活躍しながら、ラジオナビゲーター、小説家、夜景観賞士、高校野球についての新聞連載、恋愛心理学についての雑誌連載、食べ歩きのブログ…と、その幅広い活動は枚挙にいとまがない渡部建さん。
多忙を極める生活を送りながら、多くのことに興味を持ち探求していくエネルギーは、どこからくるのか。「自分ならではのエンターテイメントを確立したい」という渡部さんの思いにそのヒントが隠されていました。

第2回 職業上不可欠な説得力の持たせ方
夜景観賞士的おススメの夜景スポット

夜景観賞士の資格を持っている僕が一番好きな夜景は「六本木ヒルズ/東京シティビュー」です。六本木ヒルズに来ても屋上まで行かない方が意外と多いと思うのですが、それはもったいない。
オススメの理由は何と言っても、海抜270メートルという高さにありながらオープンデッキであるということ。ガラス越しで見る夜景ではない、本物の360度眺望というのは、世界的に見ても非常に貴重なことなんです。
冬場にはカップルに毛布を貸してくれる「ラブブランケット」というサービスがあったり、写真を撮る絶好のポイントで写真撮影をしてくれるといったサービスも素晴らしい。東京のド真ん中に位置していることで富士山も見られますし、夜景観賞の良いとこ取りです。夜景観賞界でいう総本山のようなところなのに意外と穴場なので、僕はいつもオススメしているんですよ。

趣味を仕事にすることで更に詳しくなる

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六本木ヒルズ/東京シティビューからの夜景

人前で語ることの多い仕事なので、説得力がないとだめだなと思っています。自分の好きな夜景のことを語るなら、資格を持っていた方が説得力がありますよね。ちゃんと食べ歩いて、ブログ※をやっているような人が「ここは美味しいお店だよ」と言った方が、食べ歩いていない人が同じことを言うよりも説得力がある。
プライベートで元々好きな物が仕事になることも多々ありますが、仕事のためにもっと勉強しようと思い、足繁く通ったり調べたりしてより詳しくなるということもあるんです。

プロフール

1972年、東京生まれ。お笑いコンビ「アンジャッシュ」のツッコミ担当。1994年に児嶋一哉とアンジャッシュを結成し、2003年1月『爆笑オンエアバトル』第5回チャンピオン大会で優勝。2010年9月に3年間パーソナリティーを務めた「PLATOn」(J-WAVE)が終了。2010年7月27日には初の書き下ろし小説「エスケープ!」(幻冬舎)が発売され小説家デビューを飾ったほか、「恋愛心理内科ワタベクリニック」(MEN'S NON-NO)、「渡部建の感動ごちそうさま!!」(報知高校野球)の連載など幅広い分野で活躍。現在、アンジャッシュのコントDVD「キンネンベスト」が発売中。