森ビル株式会社

東京と家族からエネルギーをもらって(第4回)

2009年09月25日

今月のゲスト:モデル 三浦りさ子さん

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現在2児の母でもある、モデルの三浦りさ子さん。
デニムのデザインにも携わるなど、その活躍の場を広げてきた三浦さんは、今は何よりも子どもの成長を見つ めることに喜びを感じているという。東京のエネルギッシュなところが好きだという彼女自身、時間を有効に使い、プライベートと仕事を両方満喫している様子 だ。充実した家族との生活を、いきいきと語ってくれた。

第4回 いろいろな国で暮らしてきた三浦さんにとっての東京とは

東京の好きなところの1つは、父や姉たちと一緒に入っている六本木ヒルズの51階にある“ヒルズクラブ”というところです。そこから見るパノラマの景色が、「ああ、これぞ、東京」という感じで、私は大好きですね。天気によってガラッと景色が変わるんで、そういうところもすごくいい。
六本木ヒルズに入るときって、服装も家にいるときとは違うし、緊張感があって、なんだか背筋が伸びる感じがしますよね。だから行く前はワーッと興奮していて、帰ってくるときには疲れちゃっているかもしれないんですが、でも「ああ、これぞ、東京」という感じがするんです。
東京はやっぱり日本の中心というか、エネルギッシュですよね。仕事でも、東京の中心にいると「ああ、頑張らなきゃいけないな」とか、気持ちがワンランクアップするというか、脈が上がるような感じがするんです。あとはやっぱり、東京タワーとか見ても、「ああ、東京なんだ」というのを改めて感じますね。

これまでに住んだのは、ドイツ、イタリア、神奈川、神戸、東京…

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HILLS CAST収録風景

自分が子どものときに4年半ぐらい住んでいたドイツは、第二の故郷みたいな感じですね。あとは、イタリアにも主人と一緒に10カ月ぐらい住んでいたんですけれど、期間としては短かったけれど、すごく内容が濃かった。ジェノバという街に住んでいて、そのときによくしてくれた家族とは今も仲がいいですよ。
日本だと、育ったのは神奈川で、東京に出てきたのは21歳ぐらい。主人のサッカーの関係で、神戸にも3年間住んでいたので、神戸もちょっと思い入れのある大好きなところですね。
日本を離れて日本を見ると、自分はやっぱり日本人だなというのをすごく感じます。日本の文化とかがすごくすばらしく感じるし、伝統的なものとかを残していかなきゃいけないんだなというのを、より感じたりしますね。東京を離れて東京を見てみると、やっぱり、「日本のなかでは東京ですべてが回っているんだな」というのを改めて感じますよ。
これまで、いろいろな土地に住んでみて、最初は「友達もいないし大丈夫かな」とか「言葉もしゃべれないし」とか、不安はあるんですけれど、結局「住めば都だな」みたいなふうになるので、結構大丈夫ですね。

プロフール

モデル/1968年ニューヨーク生まれ。1986年にJAL沖縄キャンペーンガールでデビューし、ファッション誌「VERY」の表紙モデルや、「STORY」で活躍。ウェアーブランドSPORTIFF 専属モデルも務めている。小林製薬、森永製菓、キーコーヒーなどのCMや、TV番組にも出演。オリジナルアクセサリーブランド R0113 を立ち上げるなど、モデル以外の分野でも精力的に活動している。