森ビル株式会社

東京と家族からエネルギーをもらって(第2回)

2009年09月11日

今月のゲスト:モデル 三浦りさ子さん

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現在2児の母でもある、モデルの三浦りさ子さん。
デニムのデザインにも携わるなど、その活躍の場を広げてきた三浦さんは、今は何よりも子どもの成長を見つ めることに喜びを感じているという。東京のエネルギッシュなところが好きだという彼女自身、時間を有効に使い、プライベートと仕事を両方満喫している様子だ。充実した家族との生活を、いきいきと語ってくれた。

第2回 今は子どもの成長を見ているのがすごく楽しい

今後やってみたいことは、自分の仕事では大してないんです。今は子どもの成長を見ているのがすごく楽しい。下の子をサッカースクールに入れようか、入れないかって迷っているとか、そんなことの悩みでいっぱいですね。
サッカースクールに入れると、土日に必ず親が送り迎えをしなければならなくなるんですよ。そうすると土日が全くなくなっちゃうんですね。今までは実家に帰っていたりとか、旅行に行っていたのが行けなくなるなとか考えてしまって。でも、子どもが成長していく姿も見たいし…とか、本当にそういうちっぽけな悩みです。
別に子どもにサッカー選手になってもらいたいとかは主人も私も全く思っていないんですよ。主人も子どもが言うこと聞かないから、サッカー教えているとイライラしてくるらしいです。それだったらやっぱり子どもと、同じ目線で同じように遊べる方がいいとか言って、野球ばっかりしていますね。だから、子どもが「サッカー教えてよ」と言っても、主人は「サッカーは嫌だ」って。上の子は「野球のチームにも入りたい」と言っていたんですけれど、もう6年生になっちゃったんで。

子どもと体験を共有することを大切にしている

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あと子どもと楽しんでいるのが、歴史の漫画。はじめは『お~い!竜馬』から入りました。うちでは最初に私が漫画を見て、子どもが読んで問題ないかどうかチェックをして、それから渡しているんですが、長男ははじめ「面白くなさそう…」みたいな感じだったんです。でも読み進めるうちにどんどんはまっていって。そのうち歴史にも興味を持ってみたり、坂本竜馬を訪ねる旅みたいなのに行きたいとかまで言い出して。
最近は他にも、その村上もとかさんという人の『龍-RON-』や『-JIN-仁』とか、『六三四の剣』を読みました。今までこういう男の人が読むようなコミックって読んだことなかったんですけれど、初めての体験で面白かったですね。漫画ってすごいと、改めて思いました。
こういう風に、私と子どものお互いが知っていることが増えると、会話がより膨らんでいくので、なるべく子どもが興味のあるものは自分も体験してみたり、見てみたりするようにしています。

プロフール

モデル/1968年ニューヨーク生まれ。1986年にJAL沖縄キャンペーンガールでデビューし、ファッション誌「VERY」の表紙モデルや、「STORY」で活躍。ウェアーブランドSPORTIFF 専属モデルも務めている。小林製薬、森永製菓、キーコーヒーなどのCMや、TV番組にも出演。オリジナルアクセサリーブランド R0113 を立ち上げるなど、モデル以外の分野でも精力的に活動している。