森ビル株式会社

華麗に、柔軟に、東京を泳ぐ

2009年01月16日

今月のゲスト:ミウ・コスメティックス 代表取締役社長 藪野美生さん

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現役の女子大学院生であり、ミウ・コスメティックスの代表取締役を務める藪野美生さん。思い立ったことはすぐ行動に移してきたという彼女は、自身のコンプレックスから発想を得て、オリジナルの商品を作り上げた。自らが欲しいもの、必要なものを着実に形にしていく、藪野さんに話を聞いた。

新しい出会いがきっかけでブランドを立ち上げ

ミウ・コスメティックス代表取締役の藪野美生です。
私は幼少から14年間、シンクロナイズドスイミングの選手をしていました。現在は引退していますが、シンクロをしていた頃は10時間以上プールに入っていたので、肌はガビガビ、ボロボロになってしまい、肌の悩みがすごくありました。ただでさえ肌自体が弱かったので、どうにかしたいなという気持ちから「コスメをつくってみたいな」と思うようになりました。
ミウ・コスメティックスのブランドの一番のポイントは、炭酸ガスを使って、肌自身の元気をグッと引き上げるというところですね。炭酸は血行をよくするんです。肌のほとんどのトラブルの原因、例えば、シミ、クスミ、ニキビ、シワは、すべて血行の悪さが原因になります。なので、まず血行を良くして、肌のインフラ、肌の基盤を整えましょうという、そんな炭酸ガスに注目したブランドなんです。
今こうしてミウ・コスメティックスを3年間続けてこれたのは、やはり一番最初にきっかけとなったいろいろな人に会ったり、いろいろな出来事に出会ったり、本当に日々毎日、新しいものに遭遇したり、新しい人に遭遇したりすることがきっかけで続いているのかなと思っています。
今後の目標といたしましては、やはりこれからも、「世界で一番かわいいブランドをつくるんだ」という目標を持ち、ものづくりに関しては徹底した姿勢でいたいと思っています。また、ワールドワイドなブランドとコラボレーションをしていこうという計画も進行中です。世界のワールドビューティに携わっていけるような、そんな仕事をしていきたいと思っております。
心がけていることは、「自分の脳みそで考える」「自分の体で動く」ということです。自分自身の判断基準をきちんと持って行動していきたいと考えています。それは本当に小さいことから大きいことまで心がけておりますね。

プロフール

ミウ・コスメティックス 代表取締役社長。2006年、大学在学中にミウ・コスメティックスを設立。現在も慶応義塾大学院に通う現役女子大学院生である。シンクロナイズドスイミングの選手として14年間活躍し、日本代表として国際大会スイスオープンでの優勝経験も持つ。