「レジデンスB」が竣工し、麻布台ヒルズが完成
約300名の権利者と35年超の歳月をかけて推進
森ビル株式会社(東京都港区、代表取締役社長:辻 慎吾)等が推進する「麻布台ヒルズ」(虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業)の「レジデンスB」が、2025年10月29日に竣工しました。これにより、970戸の住宅に加えて、東西南北の道路ネットワークや、地下鉄2駅を結ぶバリアフリー/アンブレラフリーの歩行者ネットワークが整備されると共に、約300名の権利者と35年超にわたって取り組んできた「麻布台ヒルズ」が完成しました。

東西南北の交通網の整備により、エリア全体の回遊性と防災性が大幅に向上
「麻布台ヒルズ」が位置するエリアは、東西を貫通する道路が未整備で、南北方向の主要な道路である「尾根道」も外苑東通りに抜けることができないなど、交通網の整備が長年の課題でした。この度の「レジデンスB」の竣工により、既に供用されている「桜麻通り」に加えて「八幡通り」が完成し、東西の交通網の整備が完了しました。さらに、六本木一丁目駅と麻布台ヒルズを結ぶバリアフリー/アンブレラフリーの地下通路「セントラルウォーク」も完成したことで、周辺地区を含むエリア全体の回遊性と交通アクセスが飛躍的に向上しました。「セントラルウォーク」は災害時の帰宅困難者受入れスペースとしても活用され、「麻布台ヒルズ」全体で約3,600人が一時滞在できる約6,000m²の受入れスペースを完備しています。
新たな住宅、オフィス、商業施設などが加わり、「麻布台ヒルズ」がさらに進化
「麻布台ヒルズ」は約6,000m²の中央広場を中心に、オフィス、住宅、ホテル、インターナショナルスクール、文化施設、商業施設など、多様な都市機能を徒歩圏内で高度に集約したコンパクトシティです。
「レジデンスB」の竣工により、家具付き短期賃貸のサービスアパートメントを含む970戸の住宅、68区画の小規模オフィス、7店舗の商業施設が誕生し、「麻布台ヒルズ」はさらに進化します。また、「麻布台ヒルズ」の総住戸数は約1,400戸となり、アークヒルズ、六本木ヒルズ、虎ノ門ヒルズなど他のヒルズを超えて最大となります。
森ビルは引き続き、「都市を創り、都市を育む」の理念のもと、国際都市・東京のさらなる磁力向上に貢献してまいります。

