森ビル株式会社(東京都港区、代表取締役社長 辻慎吾)が、経済産業省より受託した「海外における起業家等育成プログラムの実施・拠点の創設事業」の一環として開設した、米国・シリコンバレー(パロアルト市)のビジネス拠点(以下、当拠点)の名称が「Japan Innovation Campus」に決定しました。また、スタートアップ計52社のオフィスメンバー及びコワーキングメンバーが決定しました。

開業に先立ち、2023年11月12日にオープニングセレモニーを開催しました。セレモニーには、西村経済産業大臣の他、現地のスタートアップ・エコシステムを中心とする関係者約70名が参加しました。また、11月17日、APEC首脳会議出席のためサンフランシスコを訪問中の岸田文雄内閣総理大臣と尹錫悦(ユン・ソンニョル)韓国大統領がスタンフォード大学を訪問され、Japan Innovation Campus センター長(内定者)も日韓スタートアップ企業関係者として車座に参加いたしました。

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当社は、引き続き、多様なプレーヤーが集い、対話し、共創する「場」と「仕掛け」づくりを推進し、国際都市・東京の磁力向上に貢献してまいります。

施設名称に込められた3つの意味

この拠点がシリコンバレーの人々に受け入れられ、エコシステムに溶けこみ、同じ志をもつ日本や世界の起業家やその関係者たちが集い、イノベーションを起こしていくことへの期待を込めて、この施設を「Japan Innovation Campus」と命名しました。

公式Webサイト

jp-innovation-campus.org/ja

本拠点への入居者及びコワーキングスペース利用社について

本拠点の個室の利用者(オフィスメンバー)5社、コワーキングスペースの利用者(コワーキングメンバー)47社の詳細につきましては以下をご参照ください。
オフィスメンバー
コワーキングメンバー

日本のスタートアップの海外進出を強力に後押し

当拠点が位置するシリコンバレーのパロアルト市は、最先端ITの研究拠点であるスタンフォード大学やベンチャーキャピタルが集積するサンドヒルロードとも近く、また他国のインキュベーション施設も集積しているエリアです。
当拠点では、経済産業省が進める人材派遣プログラム「J-StarX」開催場所の1つとなり、日本の起業家や学生等を受け入れると共に、現地のアクセラレーターやベンチャーキャピタル等の民間企業、世界トップクラスの大学・学術機関、独立行政法人日本貿易振興機構(JETRO)等の行政機関を含む産学官で連携し、日本のスタートアップの海外進出とエコスシステムの成長・発展を強力に後押しします。また、日米のスタートアップ、企業、投資家の交流機会を創出するなど、日米双方向のオープンイノベーションの実現を目指します。

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