森ビル株式会社が推進する「虎ノ門・麻布台プロジェクト」と「虎ノ門ヒルズエリアプロジェクト」が、米国グリーンビルディング協会(USGBC)による国際環境性能認証制度「LEED(Leadership in Energy & Environmental Design)」のエリア開発を対象とした「ND(Neighborhood Development)」カテゴリーにおいて、最高ランクのプラチナ予備認証を取得しました。なお、「虎ノ門・麻布台プロジェクト」によるNDカテゴリーのプラチナランクの取得は、都内初の事例となります。

加えて、「虎ノ門・麻布台プロジェクト」のA街区と、「(仮称)虎ノ門ヒルズステーションタワー(A-1街区)」が、人々の健康やウェルネスに建物が及ぼす影響に着目した「WELL(WELL Building Standard)」の予備認証を取得しました。竣工後には最高ランクのプラチナ認証を取得する見込みです。なお、「虎ノ門・麻布台プロジェクト」のA街区は、予備認証取得済の物件として世界第1位の登録面積となります。

※LEEDとは:米国グリーンビルディング協会が開発した建築物の環境性能評価システムで、世界で最も普及している認証制度の1つです。水やエネルギーの効率的利用、室内環境、持続可能な資材の利用などを通じて建物や街の環境性能を評価します。
※WELLとは:同協会が運営する、建物環境の人の健康やウェルネスに及ぼす影響に注目した世界初の建物基準です。主に室内環境や、健康に繋がる施設・サービスを評価します。

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虎ノ門・麻布台プロジェクト

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虎ノ門ヒルズエリアプロジェクト

LEED・WELL認証機関「米国グリーンビルディング協会」および
「グリーン・ビジネス・サーティフィケーション社」代表 Mahesh Ramanujam氏コメント

森ビルの環境に対する取り組みや、LEED認証プラチナランク取得等の功績は、CO2排出削減、健康的な環境作り、脱炭素の未来を目指して、民間企業が社会を変革していくうえで素晴らしく模範的な事例であると言えます。引き続き、森ビルのような先進的な事例を評価していく事で、より良い都市開発、より良い建物、より良いコミュニティが、人々の生活の質を向上させられるということを証明していきたいと強く思っています。

※グリーンビジネスサーティフィケーション社とは:LEED、WELL Building Standard、GRESBなどの認証、専門資格者の管理を行う第三者機関です。

当社は、引き続き、「都市を創り、都市を育む」の理念のもと、"都市と自然の共生""都市の低炭素化""真に豊かな健康社会"を追求し、未来へとつながる持続可能な社会の実現に貢献してまいります。