森ビル株式会社が管理運営する「虎ノ門ヒルズ 森タワー」は、この度、東京都より「優良特定地球温暖化対策事業所」(トップレベル事業所)※として認定を受けました。
※「優良特定地球温暖化対策事業所」は、「地球温暖化の対策の推進の程度が特に優れた事業所」として、「知事が定める基準」に適合する事業所を東京都が認定するものです。

都市の低炭素化実現に向けて省エネ・省資源の取り組みを推進

虎ノ門ヒルズ 森タワーは、環状第二号線の整備と一体的に開発された、官民連携による都市開発の象徴的なモデル事業であり、多彩な都市機能がコンパクトに集約された「ヴァーティカル・ガーデンシティ(立体緑園都市)」を具現化したプロジェクトです。都市の低炭素化、省エネルギー・省資源でありながら快適な屋内環境を実現させることを意図して設計されており、環境性能評価指標「CASBEE-建築(新築)」においても最高ランクの「S」を取得しています。
この度、中温冷水と大規模蓄熱槽を活用した高効率空調システム「LOBAS(Low-carbon Building and Area Sustainability)」の導入や、オフィスエリアにおけるLED照明システムの全面的な採用、オーバル広場大庇の太陽光発電装置による再生可能エネルギーの活用などの取り組みが評価され、「優良特定地球温暖化対策事業所」(トップレベル事業所)の認定に至りました。

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また、当プロジェクトは、6000㎡の屋上庭園「オーバル広場」や階段状のテラス「ステップガーデン」など、生物多様性に配慮した豊かな緑地空間が評価され、「JHEP認証」(主催:公益財団法人日本生態系協会)の最高ランク「AAA」を獲得。加えて、社会・環境貢献緑地評価システム「SEGES」(主催:公益財団法人都市緑化機構)では、「都市のオアシス」として認定されています。

森ビルは、引き続き、「ヴァーティカル・ガーデンシティ(立体緑園都市)」のコンセプトのもと、地球環境や生物多様性に配慮した都市づくりを通じて、首都・東京のさらなる磁力向上に努めてまいります。