森ビル株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:辻慎吾、以下:森ビル)とMAMORIO株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:増木大己、以下:MAMORIO社)は、紛失防止IoTデバイス「MAMORIO」及び専用アンテナ「MAMORIO Spot」を活用した「IoTお忘れ物自動通知サービス」の実証実験を、六本木ヒルズや虎ノ門ヒルズなど森ビルが運営する6施設にて実施いたします。

MAMORIO社が提供する本サービスは、Bluetoothを活用した紛失防止IoTデバイス「MAMORIO」(専用タグ)を「大切なモノ」に付けるだけで、スマートフォンと連携して紛失を防ぎ、万が一の置き忘れ時にはスマートフォンに置き忘れた場所と時間をお知らせするものです。タグをつけた持ち物を「いつ、どこで」落としたかが通知されることから、捜索範囲を大きく狭めることができます。さらに、お忘れ物が集約される場所に専用アンテナ「MAMORIO Spot」を設置することで、タグの付いた大切なものがアンテナ設置場所に届くと、お忘れ物の位置情報がスマートフォンに通知される「IoTお忘れ物自動通知サービス」(※1)で確実にお忘れ物を見つけることができます。六本木ヒルズや虎ノ門ヒルズなど、森ビルが管理・運営する6施設で実証実験を実施することで、施設を訪れるお客様の不安を減らし、より安心で快適な施設環境づくりを推進します。

(※1)本サービスは既に首都圏の鉄道各社や商業施設(※2)でも導入を行っており、本実証実験で設置した施設以外の「MAMORIO Spot」にお忘れ物が届けられた場合でも、その位置情報が通知されます。
(※2)2018年12月現在、鉄道17社122路線、バス5社463系統、商業施設12社22箇所に「MAMORIO Spot」を設置し、お忘れ物を発見する確率を高めています。

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森ビルは、未来の都市の在り方を提案すべく、最先端の研究機関や企業と連携し、街を舞台に様々な行動研究や実証実験に取り組んでいます。MAMORIO社は、経済産業省が推進するスタートアップ企業の集中支援プログラム「J-Startup」においてJ-Startup企業の1社として選定され、森ビルは、本プログラムの開始以来、活動を多方面から支援してまいりました。森ビルとMAMORIO社が連携し、ヒルズを舞台に先端技術を用いた実証実験を推進することで、国際都市・東京のさらなる機能向上を目指します。