この度、森ビルグループが中国・上海で運営する上海環球金融中心(Shanghai World Financial Center ※1)のオフィスフロア(7階~77階)および恒生銀行大厦(Hang Seng Bank Tower ※2)が、米国のグリーンビルディング協会(USGBC)による国際的な環境性能認証制度「LEED(リード)」の「O+M(既存ビルの運用とメンテナンス)」カテゴリーにおいて、最高ランクとなるプラチナ認証を取得いたしました。

※1 上海環球金融中心:上海・浦東新区陸家嘴エリアに位置する地上101階、地下3階、高さ492mの超高層ビル。グローバル企業のニーズに応じる最高スペックのオフィスをはじめ、展望台や商業施設、最高級ホテルなどを擁する「ヴァーティカルガーデンシティ(立体緑園都市)」です。
※2 恒生銀行大厦:同エリアに位置する地上46階、地下3階、高さ203mの高層ビル。オフィスのほか商業施設や貸会議室等で構成され、国際的なビジネスシーンに対応した高い機能性と快適なビジネス環境を提供しています。

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LEED認証制度(Leadership in Energy and Environmental Design)とは、米国グリーンビルディング協会が開発した建築物の環境性能評価システムで、世界で最も普及している認証制度の1つです。水やエネルギーの効率的利用、室内環境、持続可能な資材の利用などにより、ビルの環境性能を評価します。
「上海環球金融中心」「恒生銀行大厦」ともに、ビル照明の省エネ化や水の有効活用、壁面緑化、ビル内の電気系統の省エネ化を実現するビル・エネルギー管理システム(BEMS)の導入、エントランス部の空調効率を向上させる出入口システム「パスムース」の設置等、ビル全体での取り組みが高く評価され、本認証制度における最高ランク「プラチナ認証」を取得しました。

本年、「上海環球金融中心」「恒生銀行大厦」はそれぞれ開業10周年、開業20周年を迎えました。今後も、緑豊かで地球環境に優しい魅力ある都市づくりを積極的に推進し、ビジネスはもとより、文化・観光拠点として賑わいを創出しながら、引き続き上海のランドマークとして、エリアの発展を牽引してまいります。