森ビル株式会社が特定建築者として建設しておりました「虎ノ門ヒルズ」(環状第二号線新橋・虎ノ門地区第二種市街地再開発事業(施行者:東京都)III街区再開発ビル)が竣工し、本日6月4日に竣工式を執り行いました。なお、開業は6月11日となります。

「虎ノ門ヒルズ」は、道路上空に建築物を建てる画期的な手法「立体道路制度」を活用し、東京都施行の市街地再開発事業の中で環状第二号線の整備と一体的に建築した超高層タワーです。東京都が「事業協力者方式」「特定建築者制度」を導入し、公募により弊社を選定。民間活力を積極的に導入して推進した当事業は、官民連携による都市開発の象徴的なプロジェクトと言えます。

東京の新たなランドマークとして、東京の魅力を世界に発信
地上52階建て、高さ247mの超高層複合タワー「虎ノ門ヒルズ」は、日本初進出となる革新的ホテル「アンダーズ 東京」、1フロア約1,000坪の広大なフロアプレートを持ち最高スペックを備えたオフィス、眺望抜群でホテルサービスも利用できるハイクラス住宅、国際水準のカンファレンス施設、多様な都市活動を最大限サポートする商業施設、約6,000㎡のオープンスペース等で構成され、東京を代表する新たなランドマークとして、東京ならではの新しい魅力を日本そして世界に発信していきます。 
※施設詳細はファクトシート(PDF)をご覧ください。

環状第二号線(新橋・虎ノ門間)とともに、エリアの活性化に貢献
虎ノ門ヒルズの地下を貫通する環状二号線(新橋・虎ノ門間)は、東京都の施行により、戦後まもなくの都市計画から68年の歳月を経て3月に開通しました。地上部の「新虎通り」は街の賑わいや活力を生み出す東京の新たなシンボルストリートとして整備される予定です。
虎ノ門ヒルズの誕生は、この環状第二号線の開通と相まって、2020年東京五輪に向けた東京再生の先駆けとして、世界を代表する企業が集積しグローバルな人々が集う街を目指す新橋・虎ノ門エリアの飛躍的な発展に大きく寄与してまいります。
さらに、当社は、これまでの街づくりのノウハウを最大限に活用し、周辺開発やエリアマネジメントを通じてエリアの活性化に貢献し、国際新都心の形成を加速してまいります。

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