森ビル株式会社(東京都港区 代表取締役社長 森 稔)が運営する六本木ヒルズの森美術館館長 南條史生が、これまでの文化交流を通じ、日本と諸外国との友好親善に寄与した功績に対して、平成19年度外務大臣表彰を受賞いたしました。
※外務大臣表彰についてはPDFを参照

 尚、これまでの南條の主な国際文化交流の活動としては以下のものがあります。

・アジアにおける三つの国際展の創始(台北ビエンナーレ(1998)、横浜トリエンナーレ(2001)、シンガポールビエンナーレ(2006))

・CIMAM(国際美術館会議)、AICA(国際美術評論家連盟)による国際会議の実現

・展覧会等の活動を通した日本のアーティストの海外への紹介実績

・近年の森美術館における中国を含むアジアとの交流推進


 森ビルでは、都市づくりにおいて、文化・芸術を育み、広くその魅力を発信することをミッションの1つに掲げております。特に六本木ヒルズでは "文化都心"の創造をコンセプトとし、森美術館はその核となる存在として、広く開かれた新たな美術館のあり方を提案してまいりました。この度の受賞では、そうした国際的な取組みも評価につながったものと考えております。
 また、森美術館は今後も独自の切り口で国内外の現代美術を中心に企画展を展開し、国内の美術館の中でも、特に国際文化交流に大きな役割を果たすことを期待されています。森ビルでは、その期待に応えていくとともに、今後もアート等を通じた国際社会との交流を深め、地域とも協働して文化交流と芸術の普及に取り組んでまいります。