来る7月25日(金)に、六本木ヒルズ内にある毛利池にて「宇宙メダカ」の放流会を実施いたします。「宇宙メダカ」は、1994年にスペースシャトル、コロンビア号での生殖行動の実験から生還した親メダカ及び稚魚を繁殖させたもので、今回の放流にあたっては、今年の5月から、主に小学生を対象に(※1)全国から希望者を募り、約1000名(※2)の里親が育てたメダカ約1万匹を放流いたします。

※1. 小学5年生の理科でメダカの飼育を学習します。
※2 1,000名の里親募集に対して、15,000件の応募がありました。


六本木ヒルズの運営に携わる森ビル株式会社(本社:港区六本木/代表取締役社長:森 稔)と宇宙メダカ研究会(名誉会長:井尻 憲一)は、毛利池が外部の河川とは接続の無い閉鎖水域で自然への影響がないこと、六本木ヒルズの来街者に憩いを提供すると共に、子供達の知的好奇心を満たし、更には学校教育の振興にも寄与できることなどから、宇宙メダカの放流を決定いたしました。

夏休みに入って間もない7月25日には、全国から里親が宇宙メダカを持って集まり約1万匹の放流式を行なった後、宇宙飛行士の毛利衛さんによる子供たちを対象とした講演を予定しています。

つきましては、"都心の宇宙メダカ"を是非ご取材いただきますようご検討ください。 尚、お手数ではございますが、宇宙メダカ放流及び毛利衛さんの講演のご取材をご希望される際は、別紙FAX用紙にご記入の上、ご返送いただきますよう宜しくお願い申し上げます。



宇宙メダカ放流 プレス受付について
  ■プレス受付時間:11:30〜
  ■プレス受付場所:六本木ヒルズアリーナ(毛利庭園側)

宇宙メダカ放流の概要
  ◆日  時:7月25日(金) 13:00〜15:30 (※雨天決行)
  ◆場  所:六本木ヒルズ 毛利庭園内 毛利池


◆出席者:一般応募(宇宙メダカの里親) 
     宇宙メダカ研究会 
     会員 宇宙飛行士 毛利 衛
     宇宙メダカ研究会代表 井尻 憲一
     六本木六丁目地区市街地再開発組合理事長 原 保
     森ビル(株)代表取締役社長 森 稔
◆式次第:12:00 一般受付開始
     13:00 放流会開会(20人ずつのグループに分かれて放流)
     14:30 放流完了   毛利衛さん講演
     15:10 主催者他 挨拶
     15:20 閉会
◆主 催:宇宙メダカ研究会/六本木六丁目地区市街地再開発組合
◆後 援:森ビル株式会社/宇宙開発事業団


宇宙メダカ
1994年、向井千秋さんとスペースシャトルで宇宙旅行をし、無重力の中で脊椎動物としては初めての生殖(産卵)行動を行ったメダカ。この実験の代表研究者 東京大学の井尻憲一博士は帰還した4匹の親メダカと宇宙で誕生した子供達たちを日本に持ち帰り、繁殖したメダカを「宇宙メダカ」と命名し全国の学校などに配布しました。


宇宙メダカ研究会
生還した宇宙メダカを大切に育ててきた仲間達が井尻博士を名誉会長に戴き結成した会が「宇宙メダカ研究会」。 現在、全国1本部・6支部・会員数200名(水族館なども含む)強。2000年にはドイツのカイザースラウテルン市にある、日本庭園の池に宇宙メダカを贈呈する事となり、31名の参加者を得て2001年8月にツアーを決行しました。