
森美術館「藤本壮介の建築:原初・未来・森」開催中
2025年大阪・関西万博の象徴《大屋根リング》の設計者、藤本壮介初の大規模個展
文化都心・六本木ヒルズの象徴である森美術館では、2025年7月2日(水)から11月9日(日)まで、「藤本壮介の建築:原初・未来・森」を開催中です。
藤本壮介氏(1971年、北海道生まれ)は東京とパリ、深圳に設計事務所を構え、個人住宅から大学、商業施設、ホテル、複合施設まで、世界各地でさまざまなプロジェクトを展開しています。現在開催中の2025年大阪・関西万博では《大屋根リング》の設計や会場デザインプロデューサーを務めるなど、いま、最も注目される日本の建築家の一人です。
藤本氏にとって初の大規模個展となる本展では、活動初期から世界各地で現在進行中のプロジェクトまで8セクション構成で網羅的に紹介し、約30年にわたる歩みや建築的特徴、思想を概観します。
環境への配慮、人と人との変わりゆく関係性、分断されたコミュニティをつなぐ機能、テクノロジーの発展に影響される生活など、今日、建築や都市には従来以上の役割を担うことが求められています。そのような時代に、建築は私たちの暮らしをどう変えうるのか。藤本の実践をとおして、みなさんとともに考えます。
<藤本壮介の建築:原初・未来・森>
- 会期:2025年7月2日(水)~11月9日(日)
- 開館時間:10:00~22:00(最終入館21:00)
※火曜日のみ17:00まで
※ただし、9月23日(火)は22:00まで - 会場:森美術館(六本木ヒルズ森タワー53F)
- 主催:森美術館

《思考の森》
2025年
展示風景:「藤本壮介の建築:原初・未来・森」森美術館(東京)2025年
撮影:八代哲弥
画像提供:森美術館

セクション3:あわいの図書室
展示風景:「藤本壮介の建築:原初・未来・森」森美術館(東京)2025年
撮影:八代哲弥
画像提供:森美術館

セクション5:開かれた円環
展示風景:「藤本壮介の建築:原初・未来・森」森美術館(東京)2025年
撮影:八代哲弥
画像提供:森美術館

セクション8:未来の森 原初の森—共鳴都市 2025
展示風景:「藤本壮介の建築:原初・未来・森」森美術館(東京)2025年
撮影:八代哲弥
画像提供:森美術館