虎ノ門ヒルズ レジデンシャルタワー
Toranomon Hills Residential Tower
開発経緯History
森ビルは、1950年代後半から、地元である新橋・虎ノ門地区に集中的にオフィスビルを建設し、通称ナンバービルと呼ばれるオフィスビルの賃貸事業を営んでいました。レジデンシャルタワーは、ナンバービルのひとつである「虎ノ門9森ビル」を含むエリアの再々開発事業です。
2001年に隣地エリアで愛宕グリーンヒルズが竣工。その後、環状2号線Ⅲ街区再開発(虎ノ門ヒルズ 森タワー)において、森ビルが事業協力者、特定建築者として関わる中で、東京都の「アジアヘッドクオーター特区」構想や、港区街づくりガイドラインの策定など、虎ノ門ヒルズ周辺エリアの開発気運が高まってきました。権利者の方々との街づくりに関する意見交換会や協議会活動などを経て計画が具体化し、プロジェクトの推進に至りました。
開発経緯年表
計画概要Project Overview
虎ノ門ヒルズ ビジネスタワーと一体的にデザインされた地上54階建て、高さ約220m、延床面積約121,000m²の「虎ノ門ヒルズ レジデンシャルタワー」は、六本木ヒルズレジデンスや虎ノ門ヒルズレジデンスなど、森ビルが長年にわたり蓄積してきた住宅事業のノウハウを注ぎ込んだ、最高グレードを誇るグローバル水準のレジデンスです。
外観は、既存の「虎ノ門ヒルズ 森タワー」や「虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー」との調和を考えながら、デッキや愛宕山の緑の連続性にも配慮し、東京を代表する国際拠点に相応しいランドマーク性を誇ります。他者や自然と調和する日本らしい美意識とグローバルライフスタイルが共存する空間を実現しています。
虎ノ門エリアで最大規模となる547戸の住戸に加えて、便利で豊かな都市生活を支える機能として、スパ施設やミシュラン星付き日本料理店、子育て支援施設を兼ねたインターナショナルプリスクールなどを併設。活気とエネルギーに溢れる「虎ノ門ヒルズ」を自分の家とし、都市に生きることの豊かさを余すことなく享受できる“ヒルズライフ”を提供しています。
外構(水景)
専有部(リビング・ダイニング)
立面図
施設概要Facility Overview
理想のレジデンスを追求するために、こだわり抜いた空間とサービス
「虎ノ門ヒルズ レジデンシャルタワー」では、多様なライフスタイルに応えるべく大型住戸(2BR約95m²~、3BR約120m²~、4BR約285m²~)を充実させると共に、5BR・約1,270m²の超大型住戸もご用意。短期滞在ニーズに対応可能なサービスアパートメント(160戸)も備えています。
また、居住者専用のレストランやライブラリー、アートギャラリー、ゲストルームなどの共用施設に加えて、25mのプールを備えた会員制スパ「ヒルズスパ」や、バイリンガルで対応可能な健康相談室などのサービス施設も併設しています。さらに、24時間対応のバイリンガルフロントサービス、ヴァレーサービス、ドアマン、ポーターなど、多様なサービスを提供します。

フロント
ソピアップ・ピッチ《Rise to the Sun》2020年
撮影:加藤健
ザ・ギャラリー
建物全体を「自分の邸宅」として楽しむための多様な共用施設
「虎ノ門ヒルズ レジデンシャルタワー」は、日々を豊かに過ごす場所であるとともに、建物全体を「自分の邸宅」としてゲストを招くための機能や共用施設にもこだわっています。
朝食からオールデイダイニングやルームサービスを楽しめる居住者専用ダイニング「虎ノ門ヒルズキッチン」や、ラウンジスペースの「ゲストハウス リビング・ダイニング」および「ゲストハウス ゲストルーム」、この住宅のために制作されたアートが設置される「ザ・ギャラリー」や「ライブラリー」などをご用意しています。また、建物内には、25mプールやジム、エステサービスを提供する「虎ノ門ヒルズスパ」や、24時間バイリンガル対応の「健康相談室」も併設されています。
住宅共用施設例
- 虎ノ門ヒルズキッチン
居住者の皆様に加えて、ゲストの方にもご利用いただける専用ダイニング。高品質で安心な食材を使用したナチュラルフードをご提供し、朝食からオールデイダイニングやルームサービスをお楽しみいただけます。
その他の併設施設例
- 虎ノ門ヒルズスパ
忙しい日常の中で、心と身体の健康、そして、美しさを保つための会員制フィットネス&スパ。25mのプール、フィットネスジム、エステティックサロン、カフェなどの多様な施設を備え、パーソナルトレーニングなどのメニューをご用意しています。 - 健康相談室
東京慈恵会医科⼤学附属病院と連携し、医師に加えて、24時間常駐する看護師バイリンガルが対応する居住者向けクリニック。日々の健康相談のほか、体調不良時や怪我の際の緊急対応も実施します。
虎ノ門ヒルズキッチン(1階)
虎ノ門ヒルズスパ(2・3階)
健康相談室(2階)イメージ
ゲストハウス リビング・ダイニング(41階)
この住宅のために制作されたアート作品
エントランス、フロント、ラウンジなどの共用部には、この住宅のために制作された数多くのアート作品を展示しています。2003年の開館以来、現代アートを中心に多ジャンル・多国籍のアートを日本から世界に発信してきた森美術館が、本プロジェクトに相応しい洗練と落ち着き、都心の高層ビルで感じる自然や季節感や人の手の温もりが残るアートワークを選定しました。

ソピアップ・ピッチ《Rise to the Sun》2020年
フロント
撮影:加藤健
サム・フォールズ《無題》2021年
車寄せ
撮影:加藤健
豊かな都市生活を支える商業施設が併設
「虎ノ門ヒルズ レジデンシャルタワー」内には、便利で豊かな都市生活を支える機能として、レストランや子育て支援施設を兼ねたインターナショナルスクールなどを併設しています。
建築家・デザイナーArchitects and Designers
世界を代表する建築家・デザイナーの参画
建築デザインは、クリストフ・インゲンホーフェン氏(インゲンホーフェン・アソシエイツ)が担当。既存の「虎ノ門ヒルズ 森タワー」との調和を考え、デッキや愛宕山の緑の連続性に配慮し、国際的なビジネス拠点にふさわしいデザインになっています。
インテリアデザインはトニー・チー氏が手掛け、他者や自然と調和する日本らしい美意識とグローバルライフスタイルが共存する空間を実現。都市に暮らすことの豊かさを享受するための新たなライフスタイルを提案します。