元麻布ヒルズ

Motoazabu Hills

都市と自然の共生を体現してみせた「森の都市」。
都心を代表する高級住宅地にある「元麻布ヒルズ」。コンセプトは「森の都市」で、大きな樹木のようなフォレストタワーを中心に低層棟2棟を配した大規模住宅です。敷地の約半分を緑で覆うとともに、建物の屋上やバルコニーも緑化。都市と自然が共生するモデルケースとなっています。スパや屋上ルーフガーデン、スカイラウンジなどの付帯施設のほか、敷地内には幼稚園も。さらに24時間バイリンガル対応のコンシェルジュサービスで快適な生活をサポートします。

コンセプトConcept

元麻布ヒルズは敷地の約半分が緑で覆われています。この緑豊かなオープンスペース「四季の丘」は、心地よいコミュニティーづくりのための憩いの場としてご利用いただけます。メインゲートを構える一本松坂は、季節によって様々な表情をみせる桜並木へと生まれ変わります。フォレストタワーの屋上は、居住者の方々だけがご利用になれる地上96mのルーフガーデンに。都心でありながら、身近に自然を感じられる空間がここにあります。
東京都心部を代表する高級住宅地・元麻布の大規模住宅プロジェクト。コンセプトは「森の都市」。大きな樹木のようなフォレストタワー(高層棟)を中心に低層棟(2棟)を配し、敷地の約半分を緑に戻すとともに建物の屋上やバルコニーも積極的に緑化。森ビルが提案する、都市と自然の共生のモデルケースになりました。スパや屋上ルーフガーデン、スカイラウンジなどの付帯施設、24時間バイリンガル対応のコンシェルジュサービスは、居住者の方々の快適な都心生活をサポートします。敷地内には西町インターナショナルスクールの幼稚園もあります。
森ビルは「都市の中に森があるのではなく、都市そのものが森でなければならない」と考えました。その象徴となるフォレストタワーは、樹木をイメージしたシンボリックな形態に。上空に広がるその形は樹木や幹や枝を表し、屋上やバルコニーの木々が大樹の葉を表現しています。

開発経緯History

2002年に完成した元麻布ヒルズは、1983年に計画地内の土地を森ビルが善福寺より譲り受けたことに端を発し、竣工まで実に20年の歳月をかけた、地区内地権者約60名による共同事業です。森ビルはアークヒルズ以降の複合再開発(ヒルズシリーズ)の中で、都心居住を大きなテーマとして捉えて計画してきましたが、当計画は都心の閑静な高級住宅街と知られる元麻布地区という立地を踏まえ、森ビルとして初めて住宅を主用途とした大規模再開発です。
周辺には多くの寺社、大使館や貴重な緑が残っており、このような優れた住環境を持続させるとともに、現代における高級とは何かを考えながら都市の魅力を回復させる都心居住のあり方を模索しました。麻布という「場」を勘案した都市未来像の提案を目指し、故内井昭蔵先生監修のもと「森の都市」というコンセプトで計画した。これは都市の中に森をつくるのではなく、都市そのものを森として捉えるという発想です。

施設概要Facility Overview

レジデンス

ウェルネス

データシートData Sheet

所在地

東京都港区元麻布1丁目3番1号 他

敷地面積

12,309m²

建築面積

3,676m²

延床面積

56,376m²

  • 元麻布ヒルズフォレストタワー

45,023m²

  • 元麻布ヒルズフォレストテラス イースト

5,737m²

  • 元麻布ヒルズフォレストテラス ウエスト

5,616m²

用途

住宅 他

階数

  • 元麻布ヒルズフォレストタワー

地上29階・地下3階

  • 元麻布ヒルズフォレストテラス イースト

地上6階・地下1階

  • 元麻布ヒルズフォレストテラス ウエスト

地上5階・地下1階

高さ

  • 元麻布ヒルズフォレストタワー

96m

緑被率

53.15%

着工

2000年2月

竣工

2002年5月

構造

  • 元麻布ヒルズフォレストタワー

SRC造(柱CFT、梁NSC)、SRC造(地下2階以下)

  • 元麻布ヒルズフォレストテラス イースト

RC造

  • 元麻布ヒルズフォレストテラス ウエスト

RC造

設計

森ビル(株)、(株)竹中工務店、デザイン監修:内井昭蔵建築設計事務所

施工

(株)竹中工務店

施行

森ビル(株)

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