コンパクトシティ

都市の中の都市「コンパクトシティ」。

都市の本質は、そこに生きる人々にある。それが森ビルの基本的な考え方です。だからこそ私たちは「人が豊かに生きる」ための環境とはどうあるべきかをずっと問い続け、都市のグランドデザインを描いてきました。そのひとつの答えとしてたどりついた理想が、都市の中の都市「コンパクトシティ」です。私たちはヒルズという都市に、住む・働くだけでなく、学ぶ・遊ぶ・交流する・憩うといった営みのための多彩な都市機能を高度に複合。そのすべてを徒歩圏内に集積したのです。

豊か「空間」と「時間」を増やす。

コンパクトに都市機能を複合すれば、そのぶん空間を豊かに使うことができます。だからヒルズには緑あふれる広大な広場をはじめ、多様な商業施設や文化施設などがふんだんに用意されているのです。さらにコンパクトシティなら、「職住近接」が実現。すべてが徒歩圏内に集約されているため、通勤だけでなくあらゆる移動時間を大幅に減らすことができます。それは人々の余暇や自由な時間を増やしていくことにつながります。

人の営みが有機的につながり、からみあう。

豊かな空間と時間を増やすことができるコンパクトシティ。それを体現したヒルズとは、人が生きるための豊かさを広げていく街です。人の営みが有機的につながり、からみあう。多様な人々が集まることで、交流・協働・創発の機会が増えていく。それによって創造的で人間らしいライフスタイルを実現できると森ビルは考えています。

街全体でエネルギーを効率化。脱炭素化を推進。

また土地を高密度・高効率に利用するコンパクトな街は、環境に優しい街でもあります。エネルギーはオフィスや住宅、ホテルなどで使用傾向が異なるため、複合用途を集積させることで使用するエネルギーが平準化します。最新のヒルズでは地域全体でエネルギーをネットワーク化。適切に制御することで効率的な供給を可能にしています。加えて再生可能エネルギーの導入などによって都市の脱炭素化を推進しています。