森ビル株式会社とアート集団・チームラボが共同で運営する「森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス」(以下、当館)は、クールジャパン官民連携プラットフォームが主催する「クールジャパン・マッチングアワード 2021」にて、グランプリを受賞いたしました。

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今年で5回目となる当アワードは、日本の魅力を海外に展開する商品やサービスを生み出すための優れた異業種間連携事業を称える表彰制度です。今年度は、海外との人流・物流が困難となったコロナ禍の下においても、幅広い分野や地域の連携によって日本の魅力を掘り下げ、新しいスタイルでアウトバウンド・インバウンドを進める先進性が特に評価項目とされています。当館は、開業から1年間で世界160ヵ国以上から約230万人を動員し、うち訪日外国人割合約50%を達成するなど、インバウンドに貢献した点に加え、コロナ禍において、感染症対策となるチケットシステムなどを導入した点が評価されました。

特に評価されたポイント
アート集団のチームラボと、都市再開発事業を手がける森ビルが共同で企画・運営する境界のないアート群による「地図のないミュージアム」は、約500台ものエプソン製のプロジェクターによって空間全体を覆いつくし、圧倒的なスケールで作品の世界観を表現している。
オープン1周年の2019年6月には、世界160か国以上から約230万人の動員、訪日外国人割合約50%を達成したほか、2020年には感染症対策のためチームラボが開発したチケットシステムとガイドアプリを導入し、非接触型の入館・体験を実現することで、安全・安心な環境を提供している。

当館は引き続き国際的なデスティネーションとして、ここでしか得られない体験や、身体ごと没入するアート空間を追求して参ります。