銀座エリア最大の商業施設「GINZA SIX」では、2020年2月27日(木)~10月下旬(予定)までの期間、施設中央に位置する吹き抜け空間において、アーティスト・吉岡徳仁によるインスタレーション「Prismatic Cloud」を展示します。

世界から注目が集まる2020年、GINZA SIXの新たな顔となる新作アートを手掛けるのは、アート、デザイン、建築の領域において活動し、自然をテーマとした詩的で壮大な作品が世界で評価されているアーティスト・吉岡徳仁。世界的に活躍する日本人アーティストを起用した本作品は、巨大な雲をイメージした光の彫刻です。米・ヒューストンのアレンセンターにて2017年に発表したものを、GINZA SIXのためにアレンジした日本初上陸の作品となります。自然の原理からインスピレーションを受けた全長10メートルの光の彫刻は、およそ1万本のプリズムロッドを積層させることで光を透過する透明のレイヤーを無数に創り出します。鑑賞する位置や目線の高さによって見え方が変化し、吹き抜け空間内の様々な角度から光の雲を眺めることで、感覚を超越した自然のエネルギーを知覚させます。

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GINZA SIXの象徴とも言える中央吹き抜け空間では、これまでに草間彌生、ダニエル・ビュレン(Daniel Buren)、ニコラ・ビュフ(Nicolas Buffe)、塩田千春、クラウス・ハーパニエミ(Klaus Haapaniemi)という世界で活躍するアーティストの作品を展示し、クリエイティブなエネルギーと驚きの要素に満ちた、感性を刺激するアートプログラムを展開してきました。本作品では草間彌生、ダニエル・ビュレン、塩田千春の作品に続いて森美術館が監修を務めており、館内各所にも国内外で活躍する注目アーティストの作品を常設展示しています。

銀座および東京の文化発信拠点として、お客様が身近にアートと触れ合える機会を創出し、より豊かな生活を提案するGINZA SIXの取り組みにぜひご注目ください。