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森ビル株式会社が、六本木通りに面する六本木ヒルズの青山・西麻布・渋谷方面にて推進して参りました「六本木ヒルズ クロスポイント」(港区六本木六丁目3-1)が竣工し、本日4月7日(木)に竣工式を執り行いました。
当ビルは、地上10階建、延床面積約7,578.57㎡、事務所(3~7階、8・10階の一部)、店舗(1~2階)、住宅(8~10階の一部)、バイク駐輪場(B1F)からなる複合オフィスビルです。
六本木ヒルズ「66プラザ」と連絡ブリッジで接続(2011年7月末予定)されることにより、日比谷線「六本木駅」へスムーズにアクセスできるだけでなく、六本木ヒルズのレストランやホテル、映画館、美術館など、六本木ヒルズ内施設ともダイレクトアクセスが可能になります。当ビルの誕生により六本木ヒルズにおける多彩な「機能」や「交流」に新たなステージが加わり、相互の価値を高めあいながら、六本木ヒルズの更なる発展を目指して参ります。

【主な特徴】
(1)「最大天井高さ5m※」「スケルトン」の大空間オフィス
(2)様々な機能を備えた六本木ヒルズが拡張・拡充
(3)「安全・安心な街」六本木ヒルズにふさわしい高い耐震性能
※ 床仕上げレベルから上階スラブ下面までの高さ

「最大天井高さ5m」「スケルトン」の大空間オフィス

六本木ヒルズ クロスポイントの基準階貸室は、面積727m²(220坪)、最大天井高約5m※、フラット天井仕上げの場合でも3.7m(一般的なオフィス天井高は2.8m)、階高を最大限に活かすため、天井を仕上げないスケルトンでの利用も可能となり、内装の自由度を向上させます。この大空間は、都心部に位置しながら、これまでのオフィスの常識に当てはまらない多様なニーズにあわせたフレキシブルな対応が可能となり、働く人の創造力をかき立て、知的生産性を向上させるとともに、オフィス空間そのものが企業の情報発信拠点としての役割も担います。
従来にない極めて自由度の高いクリエイティブな空間を活かしながら、且つ六本木ヒルズ森タワーに入居する企業がメリットに挙げる「複合機能」「情報発信力」「街ブランド力」を最大限に享受したワークプレイスとなります。
※ 床仕上げレベルから上階スラブ下面までの高さ

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国内外のオフィス事例を数多く紹介しているオフィス情報誌
「CATALYZER」編集長 齋藤敦子様(コクヨ株式会社)

これまで、スケルトンの大空間と言えば臨海部の倉庫しか無かったと思います。ビジネスにおいて社員の創造性がますます重要になってきているなか、都心の、しかも六本木に立地する六本木ヒルズクロスポイントは、オフィスの常識を変えるかもしれません。これまで海外の先進オフィスを取材してきましたが、日本でもそれを超えるようなオフィスが誕生するのを今から楽しみにしています。

様々な機能を備えた六本木ヒルズが拡張・拡充

当ビルは六本木ヒルズの北西に位置し「六本木ヒルズ クロスポイント」という名の通り、青山・西麻布・渋谷方面との新たな結節点となります。また独創的なフォルムで高い視認性を持つ1・2階には、六本木ヒルズの新たな玄関口にふさわしい商業スペースを設けます。

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66プラザから接続する連絡ブリッジ、2011年7月末完成予定 

六本木ヒルズ クロスポイントは、六本木ヒルズ「66プラザ」から連絡ブリッジで接続されます(2011年7月末予定)。これにより、日比谷線「六本木駅」へスムーズにアクセスできるだけでなく、六本木ヒルズのレストランやホテル、映画館、美術館などの六本木ヒルズ内施設ともダイレクトアクセスが可能になります。また、六本木通りを横断する乃木坂方面への地下道ともエレベーターで接続されることにより、バリアフリー動線を拡張することができ、近隣の方々にとっても安全で安心な歩行者空間を創設します。

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当ビルの誕生により六本木ヒルズにおける多彩な「機能」や「交流」に新たなステージが加わり、相互の価値を高めあいながら、六本木ヒルズの更なる発展を目指します。

「安全・安心な街」六本木ヒルズにふさわしい高い耐震性能

六本木ヒルズ クロスポイントでは制振装置にアンボンドブレースを採用し、また建築基準法で定められた耐震設計基準を上回るよう設計しています。これにより、阪神・淡路大震災クラス(震度7)の巨大地震においても構造体が崩壊・倒壊することなく人命を守る性能を備えています。
・構造種別: S造、一部SRC造 ・制振装置: アンボンドブレース全40台(各階4ヶ所)

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その他施設・機能

ルーフガーデン:ワーカーやテナントの憩いの場
森ビルでは、従来より建物の屋上を緑化やコミュニティの場として積極的に活用しています。当ビル8階の北側屋上部分も、オフィスワーカー・居住者の憩い、交流、リフレッシュの場として機能するルーフガーデンを配置しています。

8・10階にスモールオフィスを設置
六本木ヒルズを舞台に活躍する企業のあらゆるニーズに対応するため、大規模なオフィスが中心の六本木ヒルズに約18~37㎡のスモールオフィスを設けました。

地下はバイク専用の駐輪場
地下には、バイク専用の駐輪場を設けました。これは、都心部のバイク駐輪場不足、近隣地域の違法バイク駐輪対策を目的としています。
車は、六本木ヒルズ敷地内にある2,762台収容の駐車場をご利用いただけます。

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ビル概要
ビル名称:六本木ヒルズ クロスポイント
所在地 :東京都港区六本木六丁目3-1
敷地面積:1,003.61m²
建築面積:892.19m²
延床面積:7,578.57m²
階 数 :地上10階、地下1階(建物高さ57.96m)
基準階貸室面積:726.76m²(219.8坪)
用 途 :事務所、店舗、住宅、バイク駐輪場
構 造 :鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
建築主 :森ビル株式会社
設計者 :森ビル株式会社一級建築士事務所(監修)、株式会社入江三宅設計事務所(建築・構造)、株式会社森村設計(設備・電気)
施工者 :株式会社大林組
着 工 :2009年9月
竣 工 :2011年3月

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