コロナ禍という未曾有の事態、そして自由に人と会えない経験を経て、私たちと都市の関わり方も変化しつつあります。これまで当たり前だと思っていたことが、人間が人間らしく、創造的に生きるために欠かせないものだったことに改めて気づかされました。

森ビルは、「新しい日常」における都市のありかたについて考え、人々が街で安心して過ごせるように取り組んでいます。そのなかで今年のこの経験を、すべての人々と都市の持つ価値を見つめ直し、未来を考えていく機会にしたいと考えました。

世の中の人々も、いままさに現在進行形で新しい生き方を模索しはじめています。今回の企業広告に作品を提供してくださった写真家たちもそうでした。自粛期間中も彼らは自主的に撮影を続けていました。誰もいない街、ステイホームの生活。独自の視点で切り取られた作品は、東京という都市に生きる人々のリアルです。

広告では「都市に生きる」をテーマに、多様な視点を通して、都市に生きることの意味を皆さんと一緒に考えていけたらという思いを込めています。

作品を提供してくださった写真家の皆さん(五十音順・敬称略)
稲垣雄治・梅澤勉・笠井爾示・佐藤麻優子・髙木健史・高梨遼平・若木信吾

企業広告「都市に生きる」 全7種

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日本経済新聞 9月23日掲載(写真:髙木健史)

それでも、人と会いたい。
それでも、人と話したい。
それでも、人と仕事したい。
それでも、人と遊びたい。
それでも、人と笑いたい。
それでも、人と手をつなぎたい。
それでも、人とごはんを食べたい。
それでも、人とケンカしたい。
それでも、人と助け合いたい。
それでも、人と生きていきたい。

人は、人と生きている。
あたらしい日常の中で、人はどのようにつながるか。
創造力をどのように引き出すか。
森ビルは、人間を中心に都市のあり方をデザインしていく。

都市に生きる。森ビル

  • 新聞掲載
  • 2020年9月23日朝刊
    日経新聞、朝日新聞、毎日新聞、産経新聞、東京新聞、フジサンケイビジネスアイ
  • 2020年9月25日朝刊
    読売新聞