森ビル株式会社および森ビル都市企画株式会社は、6月11日、福井県永平寺町と「まちづくり基本協定」を締結しました。今後、協定内容に基づき、各種情報提供や助言などを5年にわたり実施してまいります。

「まちづくり基本協定」において当社が行う支援
1.地方創生(地域再生計画の策定、地方版総合戦略の策定)
2.永平寺町のブランディング戦略の立案
3.国内外への情報発信

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左から)弊社取締役常務執行役員 北川 清、永平寺町 河合永充町長、森ビル都市企画社長 山本和彦

森ビルのまちづくりノウハウを活用し、"地方創生"に貢献
永平寺町は現在、人口減少や少子化対策をはじめ、ピーク時は年間約140万人にも達した永平寺の参拝者数の大幅な減少、町の賑わい回帰に向けた“町のブランディング化”など、様々な課題解決に向けた取り組みを進めています。また、昨年の国による「まち・ひと・しごと創生法」施行を受け、地方創生においても積極的に取り組んでいます。

当社は、東京都心部で実践している「伝統・文化と共生するまちづくり」や、六本木ヒルズで確立した「まちのブランディング」など、これまでの大規模再開発事業で蓄積してきた様々なノウハウや総合調整能力を、森ビル都市企画は、岐阜市や高松市など地方における再開発のコンサルティングノウハウをそれぞれ活用し、森ビルグループとして総合的に支援をしてまいります。

また、当社は2012年11月、同町内に位置する曹洞宗大本山永平寺と「永平寺をめぐる環境の再構築を構想する“禅の里”事業」に関する基本協定を締結し、永平寺境内の安全・安心や環境整備、門前との調整など、永平寺の総合コンサルタントをつとめています。
この度の永平寺町との協定締結により、永平寺の総合コンサルタントと併せて、永平寺町らしい街のブランディング、国内外から多くの人を惹きつける街づくりを実現し、永平寺町の発展に寄与することで、地方創生、ひいては日本全体の磁力向上に貢献できるよう、努めてまいります。