東京での日中最高気温29.1度(※1)が観測された6月4日、六本木ヒルズの「ドライミスト」が今年初めて稼働しました。昨年より16日早い稼働となります。
森ビルでは、来街者の快適性向上および省エネルギー推進の観点から、2006年夏からいち早く省エネルギー型外気冷却システム「ドライミスト」を六本木ヒルズに導入しました。
※1 2013年6月4日14時 気象庁発表より

噴霧エリアの気温を約1~3℃低下させる効果がある「ドライミスト」
消費電力量はエアコンの約1/30!

「ドライミスト」は、ベタツキを感じないほどの超微細な水滴(ミスト)をノズルから噴霧し、その水滴の気化熱によって冷涼感が得られる装置です。消費電力量がエアコンの約1/30と環境負担が軽く、2005年の「愛知万博(愛・地球博)」で暑さ対策の一環として導入され、その後もヒートアイランド対策として自治体が装置導入に補助金を設けるなど、次世代の省エネルギー型冷却装置として注目されています。

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ドライミスト噴霧風景(本日6/4 16時撮影)

<ドライミスト設置概要>
設置場所:66プラザの一部区画(約30m)
設置位置:地表約3.5mの高さに3m間隔(計9ヵ所)
噴霧面積:約180㎡
噴霧時間:8:30~18:30
※噴霧開始条件:気温27.5℃以上、湿度70%未満、風速4m/s未満、降雨なし

ニュースリリース:六本木ヒルズの「ドライミスト」が本日より初稼働