森ビル株式会社が企画・運営する「TOKYO MURAL PROJECT」が、この度スタートしました。新虎通り沿道の既存ビルの壁面にアート作品(ミューラル)を描く本プロジェクトで、このエリアを、多様な人々が出会い、新しいアイディアが創発される場にすることを目指します。

新虎通りは、当社が「国際新都心・グローバルビジネスセンター」形成を目指して都市づくりを進める虎ノ門ヒルズエリアのシンボルストリートです。2014年3月の開通以来、新店舗の開店や周辺の再開発が進み、また、エリアマネジメント組織の主導により、通りや沿道を活用した様々なイベントも開催されています。

本プロジェクトは、海外企業の日本進出を支援するアンカースター株式会社、Makeshift株式会社、BnA株式会社と共同で企画。世界で活躍するアーティストを招聘し、世界の都市で観光コンテンツとしても注目を集めているミューラル(既存のビルの壁面や建造物をキャンバスにアーティストが制作する公共アート)を通じて、このエリアにさらなる賑わいを創出します。

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制作風景

初回となる今回は、日本のミューラルを代表するアーティスト、SALとJonjon Greenが、「SPIRAL」をコンセプトに、『イノベーティブな人々を巻き込みながら、新虎通りから新しい未来が生まれて行くこと』を表現する作品を制作。高さ約33メートル、幅約27メートルのビル壁面に巨大な壁画が登場します。なお、本プロジェクトは、内閣官房オリンピック・パラリンピック推進本部事務局の委託により、平成29年度オリンピック・パラリンピック基本方針推進調査として実施しています。

TOKYO MURAL PROJECT 2017概要
主催:森ビル株式会社
プログラム企画:アンカースター株式会社、Makeshift株式会社、BnA株式会社、森ビル株式会社
協力:日本キャタピラーグループ 東京レンタル株式会社
制作場所:新虎通り カザマビル南側・西側壁面(東京都港区西新橋2丁目19-5)
制作日程:2017年10月1日(日)~20日(金)

当社は、東京の新しい魅力を世界に発信するべく、今後も様々なパートナーとのコラボレーションを通じて、新虎通り沿道に継続的に作品を設置、アートを通じて虎ノ門ヒルズエリアを活性化し、世界中から人々が集う、磁力ある都市づくりに取り組んで参ります。