森ビル株式会社が運営する社会人向け教育機関「アカデミーヒルズ」(理事長 竹中 平蔵)は、この度、日本で初めて「ドラッカースクール」のマネジメント教育プログラムを共催いたします。また、8月下旬には、「ハーバード・ビジネス・スクール」日本リサーチセンターをアカデミーヒルズ内に誘致するなど、今後もこうした海外ビジネススクールとの連携を強化し、グローバル人材育成を支援し、日本の国際競争力の向上に貢献してまいります。
日本の国際競争力強化のためにドラッカースクールと共同開催
ドラッカースクール(Peter F. Drucker and Masatoshi Ito Graduate School of Management学長 山脇秀樹、1971年設立)は、「マネジメントの父」と称されるピーター・ドラッカー氏の名を冠した唯一の経営大学院で、氏も亡くなる直前まで30年以上教鞭を執ったことで知られます。氏がマネジメントを教える上で重視した教養(リベラルアーツ)に力点を置いて学生を指導する世界でも稀な経営大学院であり、日本人の起業家も多数輩出しています。
この度、山脇学長の「日本の閉塞性を打開し日本企業が新しい活路を見いだす一助に」との思いから、ドラッカースクールの日本における初のマネジメント教育プログラムをアカデミーヒルズと共同で開催することとなりました。
■ドラッカースクール学長 山脇秀樹氏のコメント
日本企業がかつてのような国際競争力と活力を取り戻すために今なすべき事は何でしょうか。いま、新しい発想・視点・ビジョンに基づくマネジメントが必要とされています。日本の若い30代・40代の将来を担うビジネスマン・ウーマンにはなんとか日本を立て直そうと強い信念を持っている方が多いと思います。その意味で、成果を出せる可能性を秘めた将来のリーダーは日本に存在すると信じています。
「ハーバード・ビジネス・スクール」日本唯一の活動拠点を誘致
また、本年8月下旬には、ハーバード大学の経営大学院「ハーバード・ビジネス・スクール(以下HBS)」の日本リサーチセンター(センター長 佐藤信雄、2002年設立)が、アカデミーヒルズ内に事務所を構えます。日本リサーチセンターは、HBS教授陣による日本企業の経営課題や最新動向、慣行についてのリサーチやケース・スタディ作成を支援するほか、HBSの日本における唯一の出先機関として、MBAや企業幹部向けプログラム、ケース・メソッドのプロモーションなど幅広い活動の拠点となります。
ドラッカースクール マネジメントプログラムシリーズ
米国カリフォルニア州クレアモントにあるドラッカースクールは、少数精鋭の教授陣がリベラルアーツ(教養)に力点を置いた教育方針に基づき学生を指導する、世界でも稀な経営大学院です。今回の3セッションでは、クレアモントでの授業同様に、多極的な視点から考え、議論し、その過程からマネジメントの本質を探ります。日本では、なかなか受講することのできない新しい視野と視点に基づいて、日本人として初めて米国の経営大学院学長となった山脇秀樹氏から直接学ぶことができる貴重な機会です。講座は原則英語により進行され、全3回を履修された方にはドラッカースクールから修了書が発行されます。
【開催概要】
主 催:アカデミーヒルズ
共 催:ドラッカースクール(Peter F. Drucker and Masatoshi Ito Graduate School of Management)
価 格:1回42,000円
定 員:40人
受講をお勧めしたい人:
・海外留学を考えている方
・アメリカのドラッカースクールで行われている講義エッセンスを体験したい方
・海外からの視点で日本企業の戦略を考えたい方