森ビル株式会社は、10月11日(月・祝)より愛知県・名古屋市で開催される「生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)」に合わせて開催される「生物多様性交流フェア」(10月23~29日 名古屋市白鳥公園エキスポゾーン)に参加し、虎ノ門・六本木地区再開発での取り組みの紹介を中心に、生物多様性に配慮した都市づくりについて解説します。
当社は、2008年5月にドイツ・ボンで開催されたCOP9の「ビジネスと生物多様性イニシアチブ」に参加、署名。港区の当社事業地を拠点として、都市域におけるエコロジカル・ネットワークを構築し、生物多様性に配慮した街のモデルづくりを進めています。

虎ノ門・六本木地区再開発:都市再開発に生物多様性の視点を取り入れた日本初の試み

現在工事中の虎ノ門・六本木地区第一種市街地再開発事業(2012年竣工予定)では、緑地計画作成にあたって、現況調査や文献調査をもとに設定した在来種(当地域に従来生育する種)や潜在自然植生に配慮し、地域の自然の再生を目指しています。2009年11月に本事業は、JHEP認証(生物多様性の保全や回復に資する取り組みを定量評価する認証)において、日本初となる最高ランク(AAA)を取得しました。

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虎ノ門・六本木地区再開発で見られる(予定)生き物の一例
画像提供:(財)日本生態系協会

生物多様性推進事業を紹介する「虎六プロジェクトプレゼンルーム」開設
COP10開催に先駆け、弊社施設内に虎ノ門・六本木地区再開発事業の現場を見渡せるプレゼンテーションルームを開設。模型等を設置して本事業の計画概要をご紹介するほか、当社の生物多様性に対する取り組みや緑豊かな街づくりについてもご紹介いたします。

【ヒルズで学ぶ・感じる生物多様性】
10月16日(土)には、COP10開催にあわせ、アークヒルズを舞台に環境・生物多様性について親子で学ぶ「ヒルズ街育プロジェクト:親子でヒルズのみどり探検ツアー 秋・生物多様性編」を開催します。

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