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虎ノ門エリア開発STORY

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STORY 02

10年後、20年後を見据えて。
未来を一緒につくること。

都市づくりにおいて、森ビルが大切にしていることは何か。
“虎ノ門エリアの未来”に最前線で向き合う中嶋と成澤が、それぞれの想いを語る。

中嶋:空いた土地を探してきてその枠の中で何をつくるかを考えるということが、一般的なディベロッパーのアプローチかもしれません。しかし森ビルの場合は、どんな街をつくるべきか、その街にとって何が必要かを徹底的に考えるところからはじまります。また、“都市づくり”は、開発プロジェクトだけの視点ではなく、それが完成した後に街がどのように変わっていくかなど、長期的・全体的な視点で考える必要があります。
成澤:もちろんそれが私たちの独りよがりではいけません。私たち開発事業部の仕事は、プロジェクトのスタートから竣工まで、地権者や行政などの様々な関係者と話し合いながら進めて行きます。虎ノ門ヒルズエリアで言えば、「国際新都心・グローバルビジネスセンター」を形成するという想いを形にするべく、未来を一緒につくっていくための第一歩を踏み出す仕事と言えるかもしれません。
中嶋:都市づくりには地元の方々の想いがとても大切です。地元の方々の協力なくしては進みませんし、地元の皆さんの想いと会社の想いをつなげることも開発の仕事です。地元の方々と話す際に気を付けているのが会社の論理の“受け売り”にならないこと。都市づくりは、関わった方の人生にまで大きな影響を及ぼすこともあり、そう簡単に決まるような話ではありません。そのため、我々の考えを一方的に伝えるのではなく、きちんと相手の想いも理解することが大切です。また、何かを伝える際には必ず自分の言葉で話すように心掛けています。そのためには自分の専門外のことであっても知見を深め、自分の頭で考える必要があります。これは自分の成長にも繋がりますし、こうしないと絶対に想いも伝わりません。
成澤:私たちが一方的に創りたいもののイメージを提示しただけでは、それは森ビルのための開発だと声が上がると思います。都市づくりの過程の中で一緒に課題を探したり、虎ノ門という地域がどうあるべきかを議論することも必要です。たとえば緑が少ないという声が上がれば、ビルを高層化して、地上にスペースをつくり、そこに公園や緑を生むのはどうか、という感じです。このような議論を経て、虎ノ門ヒルズエリア開発では新しく生まれるタワーの低層部を緑化し、周辺の開発や隣接する愛宕山、愛宕グリーンヒルズの緑と繋げることで、新たな緑のネットワークを創り出す計画になっています。
中嶋:森ビルほど、全部署、全社員が真剣に都市づくりについて考えている会社は他にないと思います。
成澤:社内外のプロフェッショナルが考えた珠玉のアイデアを集めて、それらを最高の形にまとめ、プロジェクトを完成させていくというイメージですね。
中嶋:10年後、20年後を見据えて都市づくりをできるのが森ビルの魅力です。短期的な視点では、虎ノ門ヒルズエリア開発のような大きなチャレンジはできないと思います。森ビルだからこそできる仕事ですし、私たちは虎ノ門エリアが、世界中の人々を惹きつける、磁力のある街になっていってほしいと思っています。
成澤:「東京を世界一の都市にする」というのは、私たちが言い続けていて、これを成し遂げる責任があると思っています。
中嶋:「都市を創り、都市を育む」という理念もあります。創って終わりではない。建物の完成はあくまで通過点というわけです。
成澤:ゴールはまだまだ先の話ですが、虎ノ門エリアを多くの人にとって価値のある街にしたいですね。

※所属部署・役職は取材当時のものとなります。

ぼく、トラのもん。