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学生時代の専攻と
役立っていることは?大学の建築学科の課題で培った、コンセプトを突き詰めて考える根気強さや、都市全体のコンテクストから建築の有り方を思考する枠組みは、建築の仕事に携わる上での礎になっています。一方で、建物の使い勝手や安全性、建築法規の解釈や、構造、設備、電気の専門知識は実務の中で学ぶことばかりで、建築の奥深さを日々感じています。
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あなたにとって
森ビルらしさとは?再開発は一朝一夕では成就せず、対話を積み重ねながら、未来の都市の姿を手探りで形づくっていく仕事。また建物の竣工後も、その街が地域に根差した存在になるため、街を育む新たな段階が始まります。森ビルの街づくりの根底には、そうした粘り強さがあります。
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森ビルで
成し遂げたい夢は?私たちは、Vertical Garden Cityという都市のモデルを理想としていますが、現実と一つひとつ向き合って、知恵を出し合い解決策を見出していくことで、その理想の都市を現実のものとすることができるのだと、一つひとつのプロジェクトを通して証明していきたいです。そして、世界中の人が「東京の街に一生に一度は行かなくては!」と思い、さらに実際に訪れて「ここに住みたい!ここで働きたい!」と思うような、街づくりをしていきたいです。
仕事中、いつも持ち歩いているものは?
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三角スケール
日々、三角スケールを片手に図面とにらめっこしています。
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安全靴
現場に行く時は、お気に入りのハイヒールから、底の分厚い安全靴に履き替えます。
街づくりは一朝一夕では成就せず、色々な立場の人と対話を積み重ねながら、手探りで形づくっていく仕事です。同じものは二つとありません。街づくりを志す学生の皆様には、東京、そして世界の色々な場所で、街や建物のデザインだけでなく、街ゆく人の表情や動き、その街にしかできないイベントの歴史など、生きている街の姿を体感し、未来の街づくりに活かしていただきたいです。
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10:00〜
デザインプラン検討
デザイナーの提案を具現化するため、建築、設備、電気で協力しながらプラン検討を進めます。
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13:00〜
建築設計部会
プロジェクトごとに持ち回りで、進捗状況の報告やフィードバック事項の発表を行います。
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15:00〜
設計定例会議
設計者、監理者、施工者、設計プロジェクトマネージャーが集まる全体会議のため、現場事務所に向かいます。
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17:00〜
安全対策の事例確認
会議で話題にのぼった安全対策について、六本木ヒルズの事例を確認してからオフィスに戻ります。
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18:00〜
動線・レイアウト検討
動線やレイアウトの検討における疑問点を適宜先輩に相談しつつ、関係者に検討結果を情報共有します。
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19:00〜
社内語学講座
海外のデザイナーと英語でやり取りをする機会も多いため、週2回、社内の英語語学講座を受講しています。
ランニング
週末は家から皇居まで10kmランを習慣にしています。秋と冬には会社のラン仲間と一緒に駅伝やマラソン大会に出場しています。