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CROSS TALK 02.先輩・後輩座談会

MEMBERS

石田 尚

2013年入社 
設計部

入社後は開発事業部で活躍。後に設計部に異動し、現在は再開発の企画設計を担当。基本構想の立案や、地元の方々への企画概要の説明などに携わる。

山本 純也

2016年入社 
タウンマネジメント事業部

入社後は財務部に配属。その後、タウンマネジメント事業部に異動し、デジタル技術を使ってお客様の情報と街全体をシームレスにつなげるしくみを開発するプロジェクトを担当。

林 杏里

2017年入社 
住宅事業部分譲営業部

入社後は財務部に配属。異動後、現在の部署では森ビルの所有する住宅物件の営業を担当。

星 尚之

2019年入社 
設計部

入社時から現在まで、設計部で再開発の企画・構想を担当。主に、ヒルズ級プロジェクトの基本設計フェーズなどに携わる。

第一印象と今の感じ方は
意外に違う?

山本:
僕は林さんのチューターを1年間担当していました。毎年、入社式後に社内のイントラネットで公開される新入社員の自己紹介を見たのが林さんとの最初の接点だったのですが、「一番財務っぽくないな」と感じていたのが林さんでした。ですので、林さんが配属された時は正直、驚きました。
林:
山本さんに初めて会ったときは、クールな方なのかなと思いました。でも、実際にお話しさせていただくとちょっとオタク気質というか(笑)。あまり人が知らないようなユニークなことに詳しくて、色々教えて下さる気さくな方で、ギャップがありました。
山本:
そんな第一印象でしたが、林さんが財務部に配属になって、実際に一緒に働き始めてみると、業務の理解もとても早くて、分からないことは積極的に質問してくれたのでありがたかったです。
林:
実のところは、質問しないとそもそも作業を進めることができない状況だったからなんですけどね。財務部がどんな仕事をするのかをよく知りませんでしたし、Excelも得意じゃなかったので大変でしたが、わからないことを聞いた時、山本さんはいつも明るく優しく答えて下さるので、とても質問しやすかったです。
石田:
僕は星くんのチューターでした。星くんとは入社前にOB訪問で既に会っていたのですが、まさか同じ部署で働くことになるとは思っていませんでした。OB訪問のときは、チャレンジ精神があってよく話してくれる学生だなという印象でしたが、配属後は緊張のせいか、硬くなっていたよね。
星:
OB訪問のときは、大学の先輩というのもあって質問もしやすかったんです。でも、入社してからは年次が7つも離れているので、さすがに緊張してしまいました。今ではいい意味で緊張感はなく、とても仲良くさせていただいています!

後輩の視点に立ち
身近で相談しやすい存在に

山本:
林さんとは年次が1つしか違わないので、先輩・後輩というよりも、なるべく身近な存在でいられるよう意識して接していました。業務以外のことも、森ビルの社員として色々とアドバイスできればと思っていましたね。
林:
確かに、身近な存在として本当にたくさん助けていただきました。決算関連の業務で私が細かい計算に困り果てていたとき、山本さんが「わかんないよね」「僕も去年苦労したんだ」と言いながら手伝ってくださったことはとてもよく覚えています。山本さんは基礎から丁寧に教えてくれて、困ったときには私の目線に合わせて指導してくださいました。
石田:
僕たちの属する設計部は専門性が高く、図面作成ソフトを使ったりもするのですが、学生時代に建築を学んでいた社員でも入社後に初めて図面作成ソフトを使う人も結構います。星君もそこですごく戸惑っていたので、最初は基本的なところからしっかり教えていくように心掛けました。
星:
実際、最初は分からないことばかりでした。でも、「こんなことしかできてないのに相談したら、仕事が出来ない人間だと思われるんじゃないか」と独りで悩んだこともありました。そんな時、独りで悩まず先輩を頼るようにと、チューターと課長との面談の場でアドバイスを頂いたんです。そこから些細な事でも積極的に質問するようになりました。すると、新しい知識や森ビルらしい考え方についても教えてもらえて、作業スピードも上がったことを実感できました。今はしっかりと仕事のスピードについていけていると思っています。

石田:
僕も星君の気持ちはよく分かるんですよ。先輩と年次が離れているとつい委縮して、1人で抱え込んでしまう。その点、チューター制度では1年に4回面談があるので、面談の結果を踏まえて「これからはこちらから声をかけるようにしよう」などと、面談の度に考えたり、自分の指導について振り返る機会がでるのでフォローもしやすくなりました。業務の合間だと新人の成長度合いや自分の指導について落ち着いて話をすることは難しいので、必ず面談するしくみがあるのも、チューター制度のいいところだと思います。
山本:
森ビルでは一年目に様々な研修が用意されているのですが、各研修が終わった後に「私のメモ」という感想文を書く制度がありますよね。これは新人が書いた感想文をチューターをはじめ、部課長や研修した役員が読んでコメントを書き、社長も読むものです。新人が自分の考えや気持ちをまとめた文章を読むことで日常の様子とはまた違った一面を知ることもありますし、1対1の指導だけじゃなく、会社全体で新人の成長を見守っていく雰囲気があるのも森ビルの魅力だと思います。
石田:
他にも、森ビルとしてどんな街をつくるかという大きい視点で考えてもらえるように、教え方を工夫していました。設計部は細かい数字などにこだわらなければならない部署でもあるので、つい狭い視点で考えがちです。でも、森ビルは街づくりをしている会社。設計や図面の書き方だけじゃなく、エリアを見渡したうえで街全体をデザインするという視点も身に着けてもらいたいと考えていました。
山本:
その点は僕も同じです。森ビルの特徴は設計から開発、竣工後の管理、運営まで街に関わる全てに携わっているところ。会社全体としてどのように街づくりを進めているのかを知ってほしいと思っていました。財務部には会社全体の動きを数字で見るという役目がある。そのことを伝えられるよう努めました。

「基本、優しく。時に、厳しく。」で
支えてもらった

林:
新入社員は、宅建士の資格を取らないといけないのですが、私は模試の点数が芳しくなくて。先輩方に「大丈夫か?」と声をかけていただいて、そこから大奮起という感じでしたね。山本さんにも「今からやれば間に合うよ!」と励ましていたいだことをよく覚えています。
山本:
業務後に熱心に勉強してましたよね!
林:
どこを最初に勉強したほうが良いとか、おさえるべきポイントなども山本さんに、丁寧に教えていただきました。
山本:
結局、僕よりいい点数で合格してましたけどね(笑)。
星:
僕は、図面の計算を間違えてしまったときのことをよく覚えています。図面を書くときに面積表の数字をひとつ間違えてすべての計算が狂ってしまっていたことに気づかないまま、石田さんに資料の確認をお願いしたことがありました。普段はとても優しい石田さんですが、そのときはとても厳しかったです。これをきっかけに数字は一つひとつを慎重に見なければならないと気づかされ、ハッとしました。
石田:
僕も新人のときによく言われましたが、ひとつでも数字が間違ってると、見る人が疑心暗鬼になってしまったり、説明の入り口でつまずいてしまうことにもなりかねない。結果的に星くんが損をしてしまうんですよね。だから、細かい数字にも責任をもってやってほしいと思って。そこは過剰なくらいに見ていました。

チューター制度を通して学んだことは
世代を超えて受け継がれていく

林:
山本さんからはたくさんのことを学びました。山本さんは、確認事項や聞きたいことがある時に、特に同じフロアの方にはメールや電話ではなく直接、その方のデスクに声をかけに行ったり、日常的にたくさんの人とコミュニケーションをとろうとされていました。財務部の業務のなかには、いろいろな部署にヒアリングしないと進まないものや、他の部署の方にご協力いただいかなければならないものもあります。周囲の人と積極的にコミュニケーションを取ろうとする山本さんの姿勢を見て、自分も見習おうと思いました。
山本:
少し恥ずかしいですね(笑)。ですが実際、森ビルで働いていると、違う部署の視点や専門性のある方からのアドバイスが役に立つことが結構あるんです。私が新人だったときも、チューターから「森ビルでは会社全体で新人を育てているから、他部署にも気軽に話を聞きに行け」と教わりました。先輩から学んだことを実践し、それを見た後輩にも仕事の考え方や大切なことが受け継がれていくという循環があるのかもしれません。
石田:
チューターとして、後輩から刺激を受けることもありましたよ。30名程の権利者の方々との打ち合わせの場で、二年目の星君が一番手で説明する役目だったんです。権利者の方々を前にした緊張する場でしたが、僕としては100点満点の説明をしていて、すごいなと感心しましたね。
星:
説明に不足がないよう万全の体制で臨みました。大勢の前で話す機会はなかなかないので緊張しましたが、大役を2年目の僕に任せてもらえる環境があるのはありがたいです。石田さんも、以前より「任せるところは任せて本人の力を伸ばす」ことを意識して下さっているのかなと思いました。去年まではチューターと新人という関係性でしたが、今は「同じプロジェクトチームの一員」としてみてくださっているのではないかなと感じています。
山本:
林さんには、久しぶりに会いましたが話すのがすごく上手になったなと感じています。財務部は、2年目から担当の銀行との交渉業務に携わるのですが、僕が財務部を出たあともしっかりと業務をこなしていると聞いていましたし、今の分譲営業部でも、上司の方の信頼も厚く、いい働きぶりだと評判を聞いています。お互いに異動してからも活躍ぶりが耳に入ってくるのはすごく嬉しいですね。一緒に仕事をすることはなくても、今後もお互いに刺激し合える関係でいられたらなと思います。
林:
日頃から多くの方にお世話になっていますが、私は今でも山本さんを一番尊敬しています。その話をしたら、山本さんが尊敬している先輩も新人時代のチューターさんだったとおっしゃっていました。
星:
僕も一番尊敬しているのはやっぱり石田さんです。石田さんの年齢になったときに自分もこうなりたいな、というロールモデルにさせてもらっています。
石田:
面と向かって言われると恥ずかしいですね(笑)。でも僕も最初のチューターをすごく尊敬してますね。
山本:
社会人の基礎はその先輩から教えてもらったという感じがありますよね。「この人には何でも聞いていいんだ」と思える人がいるのは心強いですし。
林:
こうして先輩と後輩が尊敬し合うことができているのって、すごいことですよね。
石田:
チューター制度って、先輩が教える立場であると同時に、後輩に助けてもらったり、後輩を指導することで学ぶこともたくさんあると思っています。それに、人それぞれ得意なことは違いますから。先輩、後輩に関係なく、お互いをフォローし合い尊敬し合うというか、お互いが得意なところを活かしながら助け合っていくことが仕事を円滑に進めるうえで大切なのだと思います。これからもお互いに刺激し合って、成長し合える関係性でいたいです。

森ビルの人材育成について

入社後、森ビルには様々な新人研修プログラム(Off-JT)がありますが、日常的なOJTにおいてはチューター・メンター制度があり、新人配属時には必ずチューターがつきます。チューターを中心にメンターや課長とともに所属部署全体で育成。人事部とも定期的に面談を実施し、新人の育成に取り組んでいます。
また、2年目以降もそれぞれの階層に応じた階層別研修や社員それぞれの成長意欲をサポートする自己啓発支援制度等があります。

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