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01月のゲスト

プロゴルファー
深堀圭一郎さん

2009年01月09日

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"プロゴルファー 深堀圭一郎" プレイヤーとして、東京で暮らすものとして(第2回)

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プレイヤーとしての成功だけが人生の目標ではない、と深堀圭一郎さんは言う。2007年にJGTOの選手会長も務め、丸山茂樹らと共に近年の男子ゴルフ界を先導してきた彼が目指しているのは、今までにないプロゴルファー像。確立するには東京で暮らすことが大きな意味を持つという。深堀圭一郎さんが考えるプロゴルファー像とはどのようなものなのか。そして、東京はどのような意味を持つのか。真摯に、ゴルフと、自分と向き合い、明快に語っていただきます。

 

第2回 プロゴルファーとして、一社会人として

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    HILLS CAST収録風景

僕はプレイヤーとしてはもちろん一番に到達したいし、一番であると自分は思ってはいるのですが、「プレイヤーで一番になることだけで満足する」という人生は全く昔から思っていないのです。多分プレイヤーで一番で終わっていいと思ったら僕はプロゴルファーにはなっていなかったと思うのです。ほかに何ができたか、正直わからないですけれども。
自分自身というスタイル、自分自身というものに近づくためには、ゴルフではもちろん強く、そして一社会人、人間としてもいろいろな勉強もできて、いろいろな人に応援してもらい、逆に自分ができることを皆さんに恩返しをしたい。今までにないプロゴルファー像というものを自分で確立することが、僕のプロゴルファーになるための最大の力だったのです。賞金王をとるだとか、例えば世界ランキングで日本のナンバーワンになる、世界ランキングで1番になる、これは本当にすばらしいことでなかなかできることではないのですが、僕はそれをとったからゴールという気持ちは全く持っていない。そこに今言った方向が一緒に並行に動いていないと、何の満足もないゴルフですね。

常にアーティスティックな感性を持っていたい

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私が将来やってみたいものは、ゴルフ場のデザインと、そのリメークというか、監修とかを勉強してやれるようになってみたい。あと話すのが嫌いではないので、話す仕事を何かの形で、メーンではなくても一度やってみたいというのは、チョコッとあります。
僕はすごく感覚的な部分が強いものがあって、自分で言うのもちょっと恥ずかしいですが、アーティスト的な感覚でゴルフをやっているので、そういうアーティスティックなところで自分で何かつくり出せていけるものができないかなと。僕はゴルファーでありながら、アーティストだと思っているのです。
というのは、アーティストというのは自分の頭の中でいろいろなうめきが、詩になる、絵になる、例えばデザイン、洋服になる。いろいろな方法があると思うのですが、私が頭で描いて、そのために必要な体のケアだったりトレーニングだったり僕がスイングして打ち出す弾道、これは、僕はアートだと思っているのです。ほかのスポーツでもそうだと思うのです。やはり深く考えて、そのためにいろいろなことを節制してやるということ。例えば詩でも思い描いたものを書いて「ああ、だめだ」と書き直したとか、やはりそういう繰り返しじゃないですか。なので僕はスポーツもアートだと思うし、自分はアート的な感覚のあるスポーツ選手だと思っている。アスリートゴルファーというのはもちろん大事なんですが、その中にアーティスティックなゴルファーでありたいというのがあるので、そういうものを伸ばせていけたらなと思っています。

プロゴルファー/フォーラムエンジニアリング所属。1968年東京都生まれ。11歳からゴルフを始め、1992年にツアープレイヤーに転向する。ツアーデビュー戦は1992年10月アサヒビールゴルフダイジェスト。近年では2003年の「日本オープン」での活躍が記憶に新しい。2007年日本ゴルフツアー機構(JGTO)の選手会長に就任。2008年副会長に就任。プレイヤーとして、副会長として、ゴルフ界をさらに盛り上げるべく多忙な日々を送る。

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