森ビル株式会社

環境への取り組み

Vertical Garden Cityは、都市の環境問題に対する森ビルの解決手法です

Vertical Garden Cityイメージ
Vertical Garden Cityイメージ

Vertical Garden City(立体緑園都市)は、高層化した建物に職、住、遊、商、学、憩、賑、文化、交流など様々な都市機能を縦に重ね合わせた、徒歩で暮らせるコンパクトシティです。
細分化した土地をまとめて建物を高層化することにより、地上部の建築面積は最小限に抑え、それによって生み出した広い空地を人々や自然に解放します。
都市の自然を育み、四季を感じる暮らしを実現するだけでなく、地表や屋上を緑で覆うことで、ヒートアイランド現象を緩和できます。
また、多彩な都市機能の集積はエネルギー需要の平準化をもたらし、エネルギー効率を高めます。職住近接のコンパクトシティならば、通勤や通学にかかる時間やエネルギーを大幅に削減できます。資源のリサイクルや物流の効率化を図る効果もあります。さらに、都心部をこうした形で高度利用することで、郊外の自然を守ることもできます。
Vertical Garden City は、地球環境への負荷を抑えながら、自然と人間の共生&調和を目指す、新しい都市モデルなのです。

Vertical Garden Cityにより期待される環境面での効果

都市環境を改善する効果について、2つの市街地モデルを比較し、シミュレーションします。

市街地A:平面過密なモデル

市街地A
街区が細分化され、小さな建物が密集して立ち並ぶ平面過密なモデル

市街地B:Vertical Garden City

市街地B(Vertical Garden City)
集約された大きな敷地に超高層建物が建ち、空地が十分に確保されたモデル

都市と自然の共生

グラフ:緑被率の比較

市街地Aに比べ市街地Bでは、創出した空地に大規模な緑地を設けることが可能になります。敷地面積に対する緑地の割合を示す緑被率を、市街地Bでは市街地Aに比べ30%ほど増加させることが期待できます。

都市と低炭素化

グラフ:エネルギー使用量の比較

エネルギー性能の比較においては、市街地Bでは施設の大規模・用途複合化により、高効率機器の採用やエネルギーの面的利用など、多様な省エネ機能を組み込むことが可能となります。これにより省エネ手法の採用が限られる市街地Aとの一次エネルギー(※)原単位での比較では約40%もの削減が可能となります。
※一次エネルギー:化石燃料、原子力燃料、水力・太陽光など、自然から得られるエネルギー。

資源循環

市街地Bは市街地Aに比べ、建物の耐用年数が長く、長期的かつ統一的な維持管理が可能なため、ライフサイクルを通じた省資源化を実現することが可能となります。また、コンパクトな都市構造を活かし、廃棄物の効率的な収集およびリサイクルの推進、雨水・中水の広域的再利用も可能となります。