省エネ改修
既存ビルの省エネ改修
2005年「耐震改修促進法」の施行に伴い、森ビルが運営する1981年新耐震基準以前の「旧耐震の設計法」による建物について、全棟耐震診断を実施し、基準に満たないビルは耐震&省エネ改修(個別空調化、高効率照明採用など)を実施しました。また、診断の結果、耐震基準を十分に満たしているビル(虎ノ門35森ビル、虎ノ門36森ビルなど)も、これらと合わせて省エネ改修を実施しました。その結果、省エネ性能が大きく向上し、CO2排出量実績は改修前と比較し大きく削減されています。
虎ノ門35森ビル

- 階数:地上9階・地下1階
- 延床面積:10298m²
- 竣工:1981年8月
- 改修完了:2011年9月
- 耐震改修:ー
- 省エネ改修
- 空調:個別ガスPAC→個別電気PAC
- 照明:FL→高効率Hf
- エレベーター:ー
虎ノ門36森ビル

- 階数:地上10階・地下2階
- 延床面積:12200m²
- 竣工:1981年8月
- 改修完了:2012年6月
- 耐震改修:ー
- 省エネ改修
- 空調:セントラル→個別PAC
- 照明:高効率Hf→LED
- エレベーター:ー
虎ノ門36森ビル年間CO2排出量推移

グリッド照明のLED化
2000年以降のグリッド天井照明器具を採用しているビルについて、省エネ性能の向上、長寿命化、省資源化を目的に、照明器具本体を残し光源のみをLEDに変更する工法を開発しました。光源交換に伴う付帯工事(スプリンクラーヘッド・吹出口・非常照明・感知器などの取り外し、復旧工事)がなくなるため、工事の大幅な簡素化・省資源化を実現できます。六本木ヒルズ森タワーやアーク森ビルなどのビルにおいて、順次LED化を実施しています。



