森ビル株式会社(東京都港区 代表取締役社長 森稔)が運営する森美術館は、2008年2月4日(月)にシンポジウム「企業ブランディングにアートを活かす」を開催致します。これは、「アートは心のためにある:UBSアートコレクションより」展〔会期:2008年2月2日(土)~2008年4月6日(日)〕の開催を記念して実施するものです。パネラーには、瀬戸内海に浮かぶ直島において、アート活動「ベネッセアートサイト直島」を展開するベネッセコーポレーションの福武代表取締役会長もお迎えします。
企業ブランディングという概念は日本でも1980年後半に浸透し始めました。経済のグローバル化が進展し、企業買収も珍しくない昨今、新しい形でのブランディングが求められています。このような時代に、近年人々の関心が高まる現代アートのコレクションを通じた企業ブランドの構築とは・・・。本シンポジウムでは、UBSをはじめとした企業のアート戦略を紹介し、企業ブランティングにおける現代アートの活用法を探ります。

【開催概要】
日時:2008年2月4日(月)19:00-21:00
会場:アカデミーヒルズ49 タワーホール(森タワー49階)
出演:福武總一郎(株式会社ベネッセコーポレーション代表取締役会長 兼 CEO)
ジャン=クリストフ・アマン(UBSアートコレクション・アドヴァイザリーボード)
ペトラ・アレンズ(UBSアートコレクション・コレクションエグゼクティブ)
南條史生(森美術館館長)
主催:森美術館、アカデミーヒルズ
定員:350名(要予約)
料金:一般1,000円 学生500円 [日英・手話同時通訳付]
申し込み:https://www.mori.art.museum/contents/art/public/index.html
お問い合わせ:森美術館学芸部 パブリックプログラム TEL 03-6406-6101

「アートは心のためにある:UBSアートコレクションより」
〔会期:2008年2月2日(土)~4月6日(日)〕
スイスに拠点を置く金融機関UBSの現代美術コレクションは、1950年代以降のアメリカ、ヨーロッパの絵画と1990年代以降のヨーロッパを中心とした写真作品を中核に、近年はアジアや中南米の作品にも視野を広げ、よりグローバルな企業コレクションとして拡大しつつあります。本展では1000点以上におよぶコレクションから、「1.ポートレイトから身体へ」、「2.造られた世界」、「3.ランドスケープから宇宙へ」という3つのテーマで作品を選び、各々の作品やアーティストのアイディアが世界とどのように繋がっているかを探ります。