グリーンボンド
グリーンボンドについて
当社は長年にわたる都市づくりを通じて、都心部の限られた土地の高度利用を図り、高効率のコンパクトシティを実現することで、地球環境に優しく、安心・安全で、楽しく快適な都市生活を提案してきました。
当社の新たな都市再生プロジェクトである「虎ノ門・麻布台プロジェクト」などを通じて当社が創業以来一貫して取り組んできた都市づくりと、それを通じた地球環境への貢献について幅広いステークホルダーの皆様の一層の認知向上を図り、資金調達の多様化と脱炭素社会の実現を促進するため、グリーンファイナンスに積極的に取り組んでいきます。
発行実績
概要
名称 | 森ビル株式会社第26回無担保社債(社債間限定同順位特約付)(グリーンボンド) 別称:森ビル株式会社グリーンボンド |
発行年限 | 10年 |
発行総額 | 150億円 |
利率 | 0.32% |
条件決定日 | 2019年11月8日 |
発行日 | 2019年11月14日 |
資金使途 | 全額を虎ノ門・麻布台プロジェクト(虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業)のうち、A街区に関連する設備資⾦に充当予定 |
取得格付 | A+(株式会社日本格付研究所) |
主幹事 | 三菱UFJモルガン・スタンレー証券、みずほ証券、野村證券 |
Green Bond Structuring Agent | 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 |
セカンドパーティ・オピニオン | グリーンボンドフレームワークの適合性については、第三者評価として、ESG評価会社であるSustainalytics(サステイナリティクス)よりセカンドパーティ・オピニオンを取得しております |
本発行への投資表明投資家
本発行への投資を表明していただいている投資家をご紹介いたします。(2019年11月8日現在、五十音順)
概要
名称 | 森ビル株式会社第2回利払繰延条項・期限前償還条項付無担保社債(劣後特約付)(グリーンボンド) |
発行価額の総額 | 450億円 |
当初利率(注1) | 年1.17% |
利払日 | 毎年4月19日及び10月19日 |
払込期日 | 2020年10月19日 |
償還期限 | 2056年10月19日 |
期限前償還(注2) | 2026年10月19日及び以降の各利払日に当社の裁量で期限前償還可能 |
利息支払に関する条項 | 当社は、その裁量により、利息の全部又は一部の支払いを繰り延べ可能 |
優先順位 | 本社債の弁済順序は当社の一般の債務に劣後し、普通株式に優先する |
募集の方法 | 日本国内における公募形式(主に機関投資家向け) |
資金使途 | 全額を虎ノ門・麻布台プロジェクト(虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業)のうち、A街区に関連する設備資金に充当予定 |
取得格付 | A-(株式会社日本格付研究所) |
資本性 | 株式会社日本格付研究所:資本性「中・50%」 |
主幹事 | 三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社、みずほ証券株式会社、SMBC日興証券株式会社、ゴールドマン・サックス証券株式会社 |
Green Bond Structuring Agent | 三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社 |
セカンドパーティ・オピニオン | グリーンボンドフレームワークの適合性については、第三者評価として、ESG評価会社であるSustainalytics(サステイナリティクス)よりセカンドパーティ・オピニオンを取得しております。 |
(注1)2020年10月19日の翌日から2026年10月19日までは固定利率、2026年10月19日の翌日以降は変動利率(2026年10月20日に金利のステップアップが発生)。
(注2)当社は、本社債を期限前償還する場合は、株式会社日本格付研究所から本社債と同等以上の資本性が認定される商品により、本社債を借り換えることを想定している。 ただし、以下をいずれも満たす場合には、同等以上の資本性が認定された商品による借り換えを見送る可能性がある。
1)連結貸借対照表上のデット・エクイティ・レシオが3.0倍以下
2)連結貸借対照表上の自己資本の金額が、2020年3月末対比で225億円以上増加
本発行への投資表明投資家
本発行への投資を表明していただいている投資家をご紹介いたします。国内ESG債(※)の起債史上最多となる、111件の投資家より投資表明を頂いております。(2020年10月13日現在、五十音順)
※国内ESG債:グリーンボンド(環境債)、ソーシャルボンド(社会貢献債)、サステナビリティボンド(環境と社会双方の特徴をあわせ持つ)の総称。
- 愛知県医療信用組合
- 愛知県中央信用組合
- 株式会社あおぞら銀行
- 秋田信用金庫
- アセットマネジメントOne株式会社
- 阿南信用金庫
- アルプス中央信用金庫
- 淡路信用金庫
- 飯田信用金庫
- 飯塚信用金庫
- 伊勢農業協同組合
- 一関信用金庫
- 茨城県信用農業協同組合連合会
- 岩手県医師信用組合
- 岩手県信用農業協同組合連合会
- 上田信用金庫
- 羽後信用金庫
- 大阪シティ信用金庫
- 大阪商工信用金庫
- 大阪府信用農業協同組合連合会
- おかやま信用金庫
- 神奈川県信用農業協同組合連合会
- かながわ西湘農業協同組合
- 川口信用金庫
- 北おおさか信用金庫
- 株式会社北日本銀行
- 北見信用金庫
- 岐阜商工信用組合
- 岐阜信用金庫
- 桐生信用金庫
- 気仙沼信用金庫
- 神戸市職員信用組合
- 佐賀県信用農業協同組合連合会
- 佐賀東信用組合
- 札幌中央信用組合
- 七島信用組合
- 新発田信用金庫
- しまね信用金庫
- 住宅改良開発公社
- 巣鴨信用金庫
- 住友生命保険相互会社
- 一般財団法人石油エネルギー技術センター
- 全国漁業信用基金協会
- 学校法人創価大学
- 株式会社大光銀行
- 太陽生命保険株式会社
- 大和アセットマネジメント株式会社
- 高岡信用金庫
- 高松信用金庫
- 多気郡農業協同組合
- 但馬信用金庫
- 但陽信用金庫
- 中日信用金庫
- 銚子商工信用組合
- 鶴岡信用金庫
- 株式会社電業社機械製作所
- トーア再保険株式会社
- 東京東信用金庫
- 東春信用金庫
- 東濃信用金庫
- 徳島信用金庫
- 戸田ファイナンス株式会社(戸田建設グループ)
- 株式会社富山銀行
- 富山県医師信用組合
- 富山県信用組合
- 豊田信用金庫
- 豊橋商工信用組合
- 長崎県医師信用組合
- 長野県信用農業協同組合連合会
- 長野県信用組合
- 中ノ郷信用組合
- 長浜信用金庫
- 株式会社南都銀行
- 新潟縣信用組合
- 新潟信用金庫
- 西中国信用金庫
- 西兵庫信用金庫
- 一般財団法人日本建築センター
- 株式会社日本政策投資銀行
- 飯能信用金庫
- 東山口信用金庫
- 尾西信用金庫
- 兵庫信用金庫
- 枚方信用金庫
- 広島県信用漁業協同組合連合会
- 福岡県医師信用組合
- 福岡県信用農業協同組合連合会
- 福岡ひびき信用金庫
- 福智町役場
- 富国生命保険相互会社
- 北陸労働金庫
- 毎日信用組合
- 巻信用組合
- 松阪農業協同組合
- 松本信用金庫
- マニュライフ・インベストメント・マネジメント株式会社
- 丸八信用組合
- 三重県信用農業協同組合連合会
- 三重中央農業協同組合
- 三島信用金庫
- 水沢信用金庫
- 三井住友DSアセットマネジメント株式会社
- 三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社
- みどり生命保険株式会社
- 宮城県市町村職員共済組合
- 宮古信用金庫
- 株式会社宮崎太陽銀行
- 学校法人明治学院
- 明治安田生命保険相互会社
- 名正運輸株式会社
- 盛岡信用金庫
国際資本市場協会(ICMA)が公表するグリーンボンド原則及び環境省が策定するグリーンボンドガイドラインに沿ったフレームワークに基づき発行するものであり、第三者認証機関より適格性に関するオピニオンを取得しています。
No. | フレームワーク | 策定(改定)時期 |
---|---|---|
2 | グリーンボンドフレームワーク | 2022年7月 |
No. | セカンドパーティ・オピニオン | 取得時期 |
---|---|---|
2 | セカンドパーティ・オピニオン(Sustainalytics) | 2022年7月 |
1 | セカンドパーティ・オピニオン(Sustainalytics) | 2019年1月 |
グリーンボンドによる調達資金の充当状況は以下のとおりです。(2022年3月31日現在)
概要
第26回無担保社債 | 第2回劣後特約付社債 | |
---|---|---|
本発行による調達資金 (発行諸費用の概算額差引後) |
14,915百万円 | 44,618百万円 |
資金使途 | 虎ノ門・麻布台プロジェクト(虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業)のうち、A街区に関連する設備資⾦ | |
充当済金額 | 14,915百万円 | 44,618百万円 |
未充当金額 | 0百万円 | 0百万円 |
インパクト・レポートは資金使途の対象であるプロジェクトの竣工以降の実施及び開示を予定しております。
「虎ノ門・麻布台プロジェクト」の概要
圧倒的なスケールとインパクトを誇る“ヒルズの未来形”
東京の真ん中に“緑に包まれ、人と人をつなぐ「広場」のような街”が誕生

虎ノ門・麻布台プロジェクトのコンセプトは、“緑に包まれ、人と人をつなぐ「広場」のような街 - Modern Urban Village -”。広大な中央広場を街の中心に据え、オフィス、住宅、ホテル、インターナショナルスクール、商業施設、文化施設など、多様な都市機能を高度に融合させました。本プロジェクトは、当社が理想とする「都市の中の都市(コンパクトシティ)」であり、当社がこれまでのヒルズで培ったすべてを注ぎ込んだ「ヒルズの未来形」でもあります。
30年の歳月をかけて取り組んできた都市再生事業が2019年8月に始動、2023年に新たな街として都心の真ん中に誕生します。
計画名称 | 虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業 |
所在地 | 東京都港区虎ノ門5丁目、麻布台1丁目および六本木3丁目の各地内 |
開発区域面積 | 約8.1ha |
敷地面積 | 約63,900m² |
延床面積 | 約861,500m² |
用途 | 住宅、事務所、店舗、ホテル、インターナショナルスクール、中央広場、文化施設 他 |
着工 | 2019年8月5日 |
竣工 | 2023年(予定) |
事業者 | 虎ノ門・麻布台地区市街地再開発組合 |
※その他、プロジェクトの詳細は虎ノ門・麻布台プロジェクトのプロジェクトページをご覧ください。